忠告 ページ7
A「ん・・・。」
ぼんやりと目を開けると、見たことのない風景。
手と足は縛られて動かせない。
私・・？
そうだ―・・
あの人に・・
美咲「やっと目が覚めたようね？」
A「美咲・・さん。」
やっぱりこの人だったんだ。
A「一体・・何をするつもりですか？」
目を細めてにっと笑う美咲さん。
前に見た時とは全然違った。
美「別に？ただ、これ以上私の翔に近づかないでほしいの。」
A「・・『私の翔』・・・？」
え・・？
だって美咲さんと翔は別れたんじゃ・・？
美「別れたと思ってたの？・・翔はそのつもりかもしれないけど―・・。」
A「きゃっ！？」
グイッと私の腕をねじりあげる。
美「私は別れない。」
何なの・・！？
A「私には・・関係ないじゃないですか・・！」
美「ふふ・・本当にそう思ってるのかしら？」
くすくすと笑いだす。
何・・！？
怖いっ・・・！！
助けて！！翔！
そう思うと、涙が溢れてきた。
美「あら♪大丈夫よ、今日は忠告するだけだから^^」
A「〜っ・・！」
私の手足の縄をほどく。
美「このことは・・翔には内緒よ？もちろんメンバーにも。」
A「・・。」
美「もし言ったら・・忠告だけじゃすまないから。」
そう言うと美咲さんは私に手を振り、どこかへ行ってしまった。
低くて暗い声。
・・前に逢った時と同一人物とは思えない・・！
「これ以上近づくな」
私の体は恐怖からか、震えが止まらなかった。
その時、
雅「Aっ！！Aーっ！！」
遠くで聞こえる叫び声。
A「お・・兄ちゃん・・。」
声のするほうに向かうと、みんなが私を探してくれていた。
雅「あ・・Aっ！！！」
ぎゅっと抱きしめられる。
雅「どこに行ってたの・・！？」
お兄ちゃん・・心配かけてごめんね・・？
でも今は・・
A「今は・・聞かないで・・？」
頭の中でフラッシュバックする美咲さんの声。
私はただ怯えることしかできなかった。
- 金 運: ★☆☆☆☆
- 恋愛運: ★★★☆☆
- 健康運: ★★★★★
- 全体運: ★★★☆☆
ラッキーアイテム
革ベルト
ラッキー嵐唄☆
ONLY LOVE
この小説をお気に入り追加 (しおり)
登録すれば後で更新された順に見れます 28人がお気に入り
お気に入り作者に追加
この作品を見ている人にオススメ
この作品を含むプレイリスト 
違反報告 - ルール違反の作品はココから報告感想を書こう！(携帯番号など、個人情報等の書き込みを行った場合は法律により処罰の対象になります)
Ｒｕｍｓ - この小説だぁぃすきです！！これからも頑張って下さい＾＾ (2011年9月23日 22時) (
レス) id: 236992a153 (このIDを非表示/違反報告)
ミノ@麦茶 - こんにちは！小説読ませて頂きました。とっても 面白いです!! (2011年7月23日 16時) (携帯から) (レス) id: d97808949a (このIDを非表示/違反報告)
みぃち - まりもさん！！自信持って！！ (2011年6月11日 17時) (レス) id: 9e1eef4825 (このIDを非表示/違反報告)
りーぱん - love situetion だぁーいすきです (2011年3月16日 15時) (レス) id: 8217d977f1 (このIDを非表示/違反報告)
合言葉 - ↓↓↓これ知らなきゃ・・・嵐FAN・・・失格・・・（黒笑）・・・だよ・・・ね・・・ (2011年3月1日 18時) (レス) id: 97225f4f4b (このIDを非表示/違反報告)
作品は全て携帯でも見れます
同じような小説を簡単に作れます → 作成
この小説のブログパーツ
作者名：まりも
