【wrwrd】独りぼっちだった彼は【男主】

転生五十日目 ページ7

A視点

インフェの葬式が行われることになって、僕は医者に頼み込んで参列させてもらった。けどインフェの親戚たちは誰も僕にいい顔はしなかった。

怪我が治って学校に行ったら。先生たちに

「怪我は大丈夫？」
「無理しないでね。」
「貴方だけでも生きてて良かった。」

なんて事を言われ先生は大体同じような言葉しか言わなかった。上辺だけ心配していい先生を演じてるだけだった。僕はそれに利用されただけだった。

教室に入れば僕からみんなが離れていった。インフェの机には花と写真が置いてあった。僕の机には、落書きがされていた。そして準備をしてその後雑巾で落書きを落としていれば、みんな陰口を言っているのがわかった。

あいつ以外死んだんだろ？あいつ死神じゃん。前にもあいつ関連で一人死んだしな。
＿＿＿かもね。なんで僕のせいで他人が死なないといけないんだろう。

なんであいつが生き残ったんだよ。
＿＿＿わかんないよ。僕だって一緒に逝きたかった。

インフェじゃなくてあいつが死ねば良かったのに。
＿＿＿僕だって何度もそう思ったよ。でも現実は変わらないんだ。

なんであいつが。あいつが死ねば。死神。
＿＿＿うるさい。うるさいうるさいうるさいうるさい！！！そんなの僕が一番そう思ってるよ！！

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