午の刻；助っ人じゃぁああ！！ ページ23
｢貴方が私のために淹れてくれたんだから、それだけで私は嬉しい。ありがとう清光｣
こんなちょっとした失敗なんて、彼の優しさに比べればどうってことないよね。
ゴクッ
………やっぱり苦いけど。
｢今度一緒に淹れてみようか。私もまだまだ半人前だけど、美味しい淹れ方、教えてあげる｣
私がそう言うと、少し沈んでいた清光の顔がパァアと明るくなった。
｢っ……うん！｣
……いやぁしかしうちの本丸って食に対してすごくない？
今清光にフラグ立てたしさ、兼定はともかく、国俊も野菜図鑑見て畑の作物何にするか考えてたりさ。
あと厚、あの子なんて昨日自分でおやつ作って食べてたからね。私と兼定のぶんも作ってくれてて後でくれたけど。
やっぱり顕現した主の影響って大きいんだね。
どうしようそのうち本丸でレストランでも開いたりし＿
｢あーるーじー？｣
｢わ、なんすか清光｣
｢ぼーっとしてないで書類したら？今完全に手が止まってたよ。もしかして眠気ヤバそう？｣
おっと。書類の事忘れてた。
｢いや、眠気は大丈夫。ちょっと考え事してた！｣
｢そう？じゃあ俺は寝るね。二人とも頑張って｣
そうしておやすみーと言いながら清光は部屋から出ていった。
｢……さて、じゃあやりますか！｣
｢ああ｣
…で、清光のコーヒーのおかげか眠気に襲われることもなく、無事に朝を迎えることができた。
……でも、
…………でも！！
｢終わんないんだよおおおおお！！！！！｣
｢騒がないでくれ……頼むから｣
まだ！半分しか！終わっていない！！！
誰か！！ヘルプミー！！！
｢はっ！！そうだ呼べばいいんだよ！！｣
手伝ってくれる人を鍛刀して呼べばいい、ああなんでそれを最初に思いつかなかったんだ！！
｢ちょっといってくる！兼定はやってて！！｣
｢……ああ、もう…なんでもいい｣
声も顔も雅じゃないぞ兼定。待ってろ今私が助けを呼ぼうではないか！！
＊＊＊＊
｢刀鍛冶さーん！！鍛刀するぞおおおお！！｣
そう叫びながらスパァアン！とふすまを開けると大層びっくりして飛び上がった刀鍛冶さん。
ごめんね！
｢大人！なるべく書類仕事得意そうな人！！｣
資材オール３００を渡して両手を合わせ願掛けする。時計には１時間半の数字が。
｢ええい待ってられん！！手伝い札じゃ！！｣
あ、皆さん、以前私が手伝い札使った時、こんのすけが手伝ってたでしょ？あれ実は事情があったらしくて、審神者が霊力込めたものならやらないんだって。
五振り目；その瞳にうつるもの→←巳の刻；それでもその優しさが
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まなみ(プロフ) - みゆさん» 了解致しやしたああああああああああああ！← (2018年11月4日 15時) (
レス) id: 5229721b17 (このIDを非表示/違反報告)
みゆ(プロフ) - 続き待ってますううううううううう！← (2018年11月4日 15時) (レス) id: 866317dc4d (このIDを非表示/違反報告)
まなみ(プロフ) - ユユユさん» コメントありがとうございます！そう言っていただけてうれしいです！ (2018年11月1日 6時) (レス) id: 5229721b17 (このIDを非表示/違反報告)
ユユユ - すごく面白いです！更新頑張って下さい。応援してます！ (2018年11月1日 5時) (レス) id: f0e41eea19 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：○●まなみ●○ | 作成日時：2018年9月20日 22時
