辰の刻：マジかよ ページ21
長らくお待たせいたしました！またちょびちょび更新していきます！
……ところで、連隊戦って大変ですね。
＊＊＊＊
｢この本丸の座標に移動できなかったんです。初日に私が遅くなったのもそのためです。恐らく何かの不具合だったと思うのですが、それが解消された為にこのような自体に……｣
こんのすけの口から放たれた言葉に、私はただただ唖然とするしかなかった。
やっとのことで思考が追いつき、率直な疑問を口にした。
｢…なんじゃそりゃ。初日って、私はここに来られたじゃない、それに遅れはしたけど結局こんのすけもきたし…｣
｢はい、異変が起きたのは審神者様が本丸に入られた直後です。何かに弾かれるように肉体の転送を受け付けず…、何度も何度も試した結果やっとのことで成功したのです｣
しかしその後も何度も何度も転送に異常をきたし、書類すべてを転送するに至らなかったという。
しかも、量が多くても駄目だったらしく、ちびちび書類を送り続けていたという。
そりゃこんだけ溜まるわな。
申し訳ありません、と深々と頭を垂れるこんのすけにそれ以上何か言えるはずもなく…、
｢…わかった。今から始めるよ。これはいつまでに終わらせればいいの？｣
一週間分の仕事だから、４日あれば十分終わるはず。
そんな考えはこんのすけの［超］申し訳無さそうな声で打ち砕かれた。
｢…そのぉ……一日待つ……とのことです｣
｢……ホワイ？｣
は、一週間分の仕事を一日でやれとか、何か？私にしねっていってんの？
政府………許すまじき。
｢……国俊ー｣
｢はーい。何だ、主さん？｣
ピョコっと顔を覗かせた国俊に、私は救いを求めるようにその肩を掴んだ。
｢兼定、呼んできて｣
＊＊＊＊＊
｢……全く、なぜ僕がこんな事を…｣
ですよねぇ、わかりますよその気持ち。
｢ごめんね兼定。この量を１日でってなったらひとりでやるのは厳しくてさ｣
あくまで手は動かしつつ、隣で筆を走らせる兼定に謝った。
眉間にシワを作りつつも、兼定も止まることなく手を動かし続ける。
もう作業を始めて５時間くらいはたったんじゃないんだろうか。
とっくに日は落ちて、三日月が天高くのぼっている頃だった。
｢……別に君が謝ることじゃない。いいから、少しでも早く終わらせるよ｣
｢うん｣
もう厚たちも眠っちゃったし、きりが良いところで兼定も部屋に返さないと。夜ふかしは雅じゃないよね。
そんなことを考えていた時、障子が開いた。
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まなみ(プロフ) - みゆさん» 了解致しやしたああああああああああああ！← (2018年11月4日 15時) (
レス) id: 5229721b17 (このIDを非表示/違反報告)
みゆ(プロフ) - 続き待ってますううううううううう！← (2018年11月4日 15時) (レス) id: 866317dc4d (このIDを非表示/違反報告)
まなみ(プロフ) - ユユユさん» コメントありがとうございます！そう言っていただけてうれしいです！ (2018年11月1日 6時) (レス) id: 5229721b17 (このIDを非表示/違反報告)
ユユユ - すごく面白いです！更新頑張って下さい。応援してます！ (2018年11月1日 5時) (レス) id: f0e41eea19 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：○●まなみ●○ | 作成日時：2018年9月20日 22時
