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涼太side
Aちゃんと練習をしていくうちに彼女のいろんなとこが見えてきた。実はドジなとこ、周りに気を使えるとこ、すごく優しいとこ
彼女は俺の歌を絶対に否定しないで、必ず1つは褒めてくれた
素人の褒め言葉に舞い上がるなんてばかかもしれないけど、彼女の言葉は自然と俺に元気をくれた
そして、ボーカルリハの日
バンド「なんか今日いいっすね笑」
龍「涼太なんかうまなったくない?びっくりしたわ」
涼「え、まじっすか?」
バンド「うん、すごいよかったです」
龍「僕も負けてられへんなー笑」
素直に嬉しかった。1番にAちゃんに伝えたくて、自主練の部屋に急いだ
涼「Aちゃん!」
「……」
そこには三角座りで眠っているAちゃんがいた
涼「ねてんのか…笑」
自分の着てた上着をAちゃんにかけて横に腰を下ろした
ただでさえ忙しいのに、俺の練習に付き合ってくれてたんだな…
涼「…ほんま、ありがとう」
俺がAちゃんへの感謝を伝えた時
Aちゃんの体がグランッと揺れた
涼「こーれは…まいった…//」
彼女の体重が俺に寄りかかった
さっきよりも近くに感じる彼女の存在
涼「髪の毛サラサラだな…」
いつもポニーテールをしているから分からなかったけど彼女の髪はつやつやで、髪フェチの俺にはもうたまらない
「んん……
え!?涼太くん!ご、ごめん!」
目覚めて状況が理解できたのか、顔を真っ赤にしながら謝る彼女
「ほんとごめん!重かったよね!」
涼「もうすごーく重かった。象かと思ったよ」
「なっ// ほんとひどい、笑」
涼「嘘に決まってるやん笑」
顔を真っ赤にして謝ってきたかと思ったら、フグみたいに怒ってる笑
涼「ほんと、Aちゃんといたら飽きひんわ笑」
「それ褒めてんの?けなしてんの?笑」
涼「めちゃくちゃ褒めてる笑
あ、俺今日のリハで褒められたの。まじ嬉しかった」
「うっそ!よかったじゃん!!!」
そして今は太陽みたいに笑ってる
涼「ありがと笑 やし、自主練の回数元に戻そうかなって!付き合ってくれてありがとうございました笑」
「いやいやこちらこそ!いい経験させていただきました!笑」
自主練がなくなって彼女と会う機会は半減したけど
俺の彼女への想いは増えてくばかり
ずっと隣にいてほしい
そう思うようになった
俺としてはずっとアピールしてるんだけど
でも、彼女は手強い…笑
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GENE love - まあさのさん» ありがとうございます! 読んでるとすごいキュンキュンします! 続き楽しみです! (2019年3月26日 22時) (レス) id: 1e4df9a365 (このIDを非表示/違反報告)
まあさの(プロフ) - GENE love さん» 全然大丈夫です! (2019年3月26日 9時) (レス) id: 4564d0de60 (このIDを非表示/違反報告)
GENE love - まあさのさん» 泣かないで~ こちらこそよろしくお願いしてます! 最初タメになってごめんなさい! (2019年3月24日 22時) (レス) id: 1e4df9a365 (このIDを非表示/違反報告)
まあさの(プロフ) - GENE love さん» 泣いちゃいます…泣 これからもお願いします! (2019年3月23日 23時) (レス) id: 4564d0de60 (このIDを非表示/違反報告)
GENE love - まあさのさん» いえいえ! すごくお気に入りの小説で読むの凄く楽しみなんです! (2019年3月23日 23時) (レス) id: 1e4df9a365 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名:まあさの | 作成日時:2019年3月18日 20時