【新テニスの王子様】堀尾の姉は青春学園の副生徒会長

舐めんなコノヤロー ページ35

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｢よし、いいぞ！｣


｢挨拶がわりに御見舞してやれぇ！テメェの十八番をよぉ！｣





｢行け、桃！！｣と言うように前のめりになって応援する大石と、白い歯を見せながら不敵に笑う海堂。






｢うおおおお！！！(俺たち中学生選抜メンバーを舐めないでくださいよっ！！)｣





桃が大ジャンプし、ジャックナイフを御見舞する





神尾が決まった！という顔で｢出た！桃城のジャックナイフ！｣
喜ぶが、それも束の間。





｢そんなちびたナイフでいったい何を切るつもりだ？｣





余裕の顔で、桃を嘲笑うかのように口角を上げながら、






｢教えてやろう。これが本当のジャックナイフだ……ブラックジャックナイフっ！！｣






赤黒いオーラのようなものに包まれたボールが桃に接近し
ガットに命中したかと思ったら

なんと、桃自身が弾き飛ばされてしまった。





『桃っ！！』




鈍い音と共に倒れる桃。




｢……っ……！？｣





しかし彼は起き上がって落ちたラケットに手を伸ばし、握るも



あのボールを受けたせいか、手が痺れて上手く握れない様だった。






『桃っ……！』





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