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・・・
こーちのお誕生日会の話し合いをした時。
｢こーちにいい服を着せてやりたい｣と言い始めた北斗に、皆が｢俺も俺も！｣と群がって、結局全員でブラックスーツを着ることになった。
北｢はぁ……しょうがないねぇ｣
苦笑する北斗に、俺は元祖のRollingスタッフの集合写真をみせた。
ジ｢北斗みて！このメンバーも皆スーツを着てるよ！これが、俺のじいちゃんらしい｣
そう言って中心の人物を指さすと、北斗はハッとした表情を浮かべ、｢この人、会ったことある｣と呟いた。
北斗の大学進学が決まり、こーちの家の近くで部屋を探そうとして、ついでにRollingへ偵察に来た時。
店の外からこっそり中を覗いていた北斗は、知らない老人に｢優吾の友達？｣と声をかけられたらしい。
｢そうです…、来年から同じ大学なんです｣
と北斗が言うと、老人はにこりと微笑んで、｢この店の2階に一緒に住むといい｣と話したという。はぁ、その手があったかと、北斗は瞬時に同居を決めたらしい。
俺のじいちゃんは、こーちがここでバイトを始めた時から体が弱っていたらしく、北斗がこーちと住み始めた頃には、もう病院で寝たきりで。北斗は1度も顔を見たことがなかったため、その老人がオーナーだとは気づかなかったのだ。
北｢へぇ……そうだったんだ……3世代に渡って、キューピッドありがとね｣
そう微笑む北斗に、少し複雑な気持ちはまだ残るけれど、心がじんわりと温まる。
北斗は繊細な子だ。そんな北斗をずっと見守って来たこーち。2人は互いを守って、守られて。絶大な信頼関係を築いてきたんだろう。
カップルになりたての2人はこちらがもどかしくなるくらい絶妙な距離感だけど、俺はじいちゃんの分も、見守っていこうと思う。
俺のじいちゃん…………ジャニーさん。俺たちはこの可愛いオーナーと、そのわんちゃんと。愉快な仲間たちで、お店を守っていくよ。
店の名前勝手に変えちゃったけど、俺もじいちゃんの血を継いでる身だからいいよね？笑
その代わりに、俺が絶対に守るから。安心してくれて大丈夫だからね。
______________________1st fin.
(2ndにつづく……)
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ななみや(プロフ) - ぽむさん» ぽむさん、コメントありがとうございます！jsくんもこれから追い上げてくる予感です…！今後も暖かい目で見守って頂けると嬉しいです！ (2022年9月22日 22時) (
レス) id: 79361d6db2 (このIDを非表示/違反報告)
ぽむ(プロフ) - まさかの展開すぎて驚いてます！そんな繋がりがあったなんて！！今後どうなっていくのか気になりすぎます(∝'∽'∝) (2022年9月22日 21時) (レス) id: 6e0ba5629e (このIDを非表示/違反報告)
ななみや(プロフ) - すずめさん» すずめさん、とっても嬉しいお言葉ありがとうございます(;_;)更新頑張りますね、楽しんで頂けますように…！！ (2022年9月7日 22時) (レス) id: 79361d6db2 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：ななみや | 作成日時：2022年9月6日 21時
