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【hk side】
今日は……大変な一日だったな。
まー、チョコを渡しに来る女子を撒くのもだけど、隠れてこーちに渡そうとする子を払ったり、逆に欲しがる奴に蹴りを入れたり。
店自体めっちゃ混んでたから忙しかったし。
……………でも、俺的にはこれからなんだよなぁ。
夜。俺はソファに座って、音楽雑誌を読む……ふりをして。こーちが話しかけてくるのを、今か今かとまっている。
実は朝……いい匂いがして起きちゃって。
俺にチョコ作ってくれてたのかな？って、期待しちゃってる。来い、来い………。
高「……ほくと、、」
北「ん？」
きた。俺はメガネを外して勢いよく振り向く。
目の前にはオドオドしながら小さな箱を持つこーちがいる。あぁやべ、可愛い押し倒しそう。
高「あの……これ、一応、チョコどうぞ……。去年、胸焼けしそうなくらい甘いのじゃないと食べないって、受け取ってなかったから……結構甘くしちゃったかも。美味しくなかったら、捨てて、、」
アホか。捨てるどころか、永久保存したいわ。
つーか……そんなの覚えてんの…………？かんわいいなぁ、お前、ほんと。俺のこと大好きじゃん。
北「ﾊｧｧｱｱｱｱｱ!!!!!……ありがと。食べる。」
高「今の何っ……？！まぁ……うん、自信ないけど、、」
北「………ごめん。俺、愛しさがカンストすると叫ぶ人種らしい。いただきます」
高「難儀な奴だな……、、お口に合いますように」
俺があー、と口をあけると、こーちがその口にチョコをぽいと放り込んでくれる。
…………あまぁ。おいしい。
北「ん〜……うまぁい。こーち、作るの上手。」
俺は甘々のチョコに満たされた口で、こーちの唇に触れる。
高「んぁ…………ふ…………」
北「ん………ふふ…………、、俺は難儀な奴かも知れないけど、こーちはどんな俺でも受け入れてくれるでしょ？」
高「も………ちろん。」
こーちはとろっとろに蕩けた瞳で俺をぼーっと見つめる。
あー…………だめ。その顔。俺の理性ぶっ壊す顔。
俺は思わずこーちを抱きしめる。
ほっせぇ腰。俺と同じもの食ってんのに。ホワイトデーは倍以上のお返しして太らせないとな。
……………その前に。誕生日もあるじゃん。
こーちはどんなお祝いが嬉しいかな………。
高「………ほくと、」
北「……ん？」
高「………………だいて、、」
あー………………油断した。
もう毎日バレンタインでいいわ。
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ななみや(プロフ) - ぽむさん» ぽむさん、コメントありがとうございます！jsくんもこれから追い上げてくる予感です…！今後も暖かい目で見守って頂けると嬉しいです！ (2022年9月22日 22時) (
レス) id: 79361d6db2 (このIDを非表示/違反報告)
ぽむ(プロフ) - まさかの展開すぎて驚いてます！そんな繋がりがあったなんて！！今後どうなっていくのか気になりすぎます(∝'∽'∝) (2022年9月22日 21時) (レス) id: 6e0ba5629e (このIDを非表示/違反報告)
ななみや(プロフ) - すずめさん» すずめさん、とっても嬉しいお言葉ありがとうございます(;_;)更新頑張りますね、楽しんで頂けますように…！！ (2022年9月7日 22時) (レス) id: 79361d6db2 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：ななみや | 作成日時：2022年9月6日 21時
