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【hk side】
ジェシーの襲来から2週間くらい経った。
あれ以来、アイツは全く俺たちの前に現れない。
俺としてはもうこのまま一生現れないでくれ...という気分だが。
...........あの時からずっとこーちの様子がおかしい。
いつもぽわぽわしてる奴だけど、今まで以上に心ここに在らず、と言った感じで。しかし動いていないと落ち着かないようで、ずっと仕事ばかりしている。
そして、今朝。朝食はいつも俺が作るのだけれど、こーちが一足先に起きて味噌汁を作っていて。なんと沸騰したお湯を溢れさせていた。
北「ちょちょちょちょ！！こーち！！溢れてるよ！！」
俺は慌てて火を消して、こーちの手を握る。
北「火傷とかしてない？」
俺が顔をのぞき込むと、こーちはぱっと手を離して目を逸らす。
.........え。俺に握られたのそんなに嫌？
高「大丈夫.....ごめん、ぼーっとしてた」
ねぇ。それなんなの？アイツが来ないからなの？
今.....久々にこーちに触れた。それだけで俺の手はじんじん痺れる位なのに。
俺の事だけを見て欲しい。そんなの、ガキの頃からずっと思ってる事だけど。そんな反応されたらさすがに心折れそうだよ。
北「最近変だよ.......。疲れてる？.........それとも、アイツのこと考えてんの...........」
俺の言葉にこーちはふるふると頭を振る。
高「俺.......北斗と、一緒にいたくな.............い.............」
北「え.............？って！うおっ...！」
その時、こーちの身体が俺の方にふらりと倒れてきた。
めちゃくちゃ身体が熱い。
北「ちょっと.......！こーち熱あるでしょ！どうして言わなかったの...！！」
俺はすぐ抱き抱えてベッドへ運ぶ。
.....めっちゃ軽いし、細いし。てかなんで俺と同じシャンプー使ってんのに赤ちゃんみたいな匂いすんだよ。
あぁもう。こんなに近くにいるのにコイツのこと全然わかんない。
しかもさっき...........俺と一緒にいたくないとか言わなかった..............？幻聴？
北「.......今日は寝てて。ゆっくり休んで。」
俺は消化のいいものと薬だけ準備して、店の開店準備に向かった。
あんまり世話焼くとあいつ気遣うし。
.............本当は四六時中、ずっとそばに居たいけど。
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ななみや(プロフ) - ぽむさん» ぽむさん、コメントありがとうございます！jsくんもこれから追い上げてくる予感です…！今後も暖かい目で見守って頂けると嬉しいです！ (2022年9月22日 22時) (
レス) id: 79361d6db2 (このIDを非表示/違反報告)
ぽむ(プロフ) - まさかの展開すぎて驚いてます！そんな繋がりがあったなんて！！今後どうなっていくのか気になりすぎます(∝'∽'∝) (2022年9月22日 21時) (レス) id: 6e0ba5629e (このIDを非表示/違反報告)
ななみや(プロフ) - すずめさん» すずめさん、とっても嬉しいお言葉ありがとうございます(;_;)更新頑張りますね、楽しんで頂けますように…！！ (2022年9月7日 22時) (レス) id: 79361d6db2 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：ななみや | 作成日時：2022年9月6日 21時
