中也さんが逆トリしてきた(白目)

夏だ！海だ！夏祭りだ！！そのに！！ ページ27

なんとかチョコバナナを食べて(中也さんの手で食べさせてもらった。お願いだから殺さないで！作者がTwit○erで溜めてるタグのイラスト9月中に全部投稿するから！！←)人気の無い端っこの屋台の裏の背の高い木の太い枝に並んで座る。←

場所がめんどくさいよね知ってる。だってもしものことがあったらいけないからね。中也ってバレたらいけないしね！！

因みに登るのは重力操作でらくらくでしたよ！あのふわって感じ楽しかった。ジェットコースターが1番上から落ちる時の一瞬のふわって感じとちょっとだけ一瞬似てた。気がする。

人の喧騒が少し遠くに聞こえて、丁度いいBGMとなっている。

その中に、雑音がひとつ。

カシャシャシャシャシャシャシャシャシャと。


｢……一応聞いといてやるが、なんで俺にカメラ向けて連写してやがる？｣

｢一応浴衣中也さんなんで。あ、ここ木の上で周りからも見にくいと思うのでウイッグとカラコン外してください。念の為花火始まってから｣

｢外して欲しかったらそのカメラを止めろ｣

しん、と静まって、BGMが遠くから聞こえるだけになった。


｢焼きそば食べます？｣

｢そーするか｣

割り箸を割ると、一瞬辺りが明るくなって華が散る音がして、花火が始まったんだなーと思った。

木の葉の隙間から見える華はいつもより綺麗な気がした。

｢なァA｣

｢ん？｣

｢写真撮ろうぜ｣

｢いーよー！｣

sn〇wパイセンを起動させて、モコモコのクマみたいなヤツで撮る。花火をバックに撮るとちょっとだけ逆光になったけど、2人の顔はハッキリ映ってるからよしとしよう。

｢どうせ一眼レフ持ってきてンだろ？｣

｢何故バレたし｣

｢そっちでも撮ろうぜ｣

｢でも置く場所ナッシングでっせ姐さん｣←

｢誰が姐さんだコラ｣

殴られた……

｢俺の異能をなんだと思ってるンだよ｣

そう言って中也さんは今日のどの花火よりも明るく眩しい笑顔で笑った。

数秒程見とれてしまって写真に収めることはできなかったが()


…………でも、中也さん、少し寂しそうな顔してたような気がするのは気の所為だといいな。



*****

更新遅れてすみません。1週間程合宿に行って執筆してる時間ありませんでした()

またちまちま更新再開していきたいと思います。

監獄生活再開の前日→←夏だ！海だ！夏祭りだ！！

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