【文スト】急にトリップして護る事になったんですけど、一寸説明下さい。

I CAME TO ポートマフィア！！ ページ4

芥川先輩とひぐっちゃんの間に挟まれてポートマフィア本部のとてつもなく長い昇降盤で昇っていく。
本当ならここでビクビク怖がって緊張する場面な筈なのに、私は今、凄く、ハイテンションです。
ポーカーフェイスを保ってはいるが、この状況を楽しんでいることがバレていないことを祈る。

一歩後ろでは、樋口と芥川がニヤニヤしている名前を、少し引きぎみに見ている事は、Aはきっと気付かないだろう。

***

ポートマフィア首領の執務室にて。

感想。思ってたより天井高い←

「…それで、その子がさっき電話で言っていた子かい？歳は幾つだい？」
「初対面で女子に年齢を聞くのは止めた方がいいですよ。失礼です」
「貴様、首領の前では口を謹め」
「ｻｰｾﾝ」
「いいんだよ、芥川くん。確かに、初対面で始めに歳を聞いた私が失礼だった。謝ろう」
「あ、別に謝る必要はないです。あと、どうせ此処に来たのなら少し御聞きしたい事があるのですが…」
馴れない敬語。敬語の使い方合ってるかな？心配になってきた。
首領の口元が僅かに笑っている。
なんか変なこと言ったかな…否、言ってないと願いたい…。

首領は暫く考えた後、芥川くんとひぐっちゃんに席を外すよう言った。
ついでに中也くんがどうとか……私の耳は緊張でその音を拾い損ねた。

今、無駄に広い部屋の中には私と首領しかいない。

正直、生涯でこれ以上ないくらい緊張している。

「…まず、一般人の君を急にこんな所に連れてきてしまったことを謝ろう」
「あ、いや、私が勝手にポートマフィアの領地に居たのが悪いので。謝る必要はないですよ」
「そうかい？」
「それと、お聞きしたいことのひとつ目かなんですけど……言ったら殺されるとか…ないですよね？」
これだけは確認しとかないと。
「言った内容にもよるがね。まぁ、すぐには殺さないよ。ひとつ目の質問はそれかい？」
「そうですね」
自分の身の安全の確認が出来て、少し安心する。
顔に出てないと……これは別に出てもいいか。

「二つ目の質問、いいですか？」
「構わないよ」

でも…これは、言っていい、のか？

口に出すのを躊躇している私を見て、首領が早く言え的なオーラを出し始めた(気がするだけだと思いたい)。

思いきって、その質問を口にする。



「＿＿＿＿＿貴方は、異世界トリップを信じますか？＿＿＿＿＿＿」

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どうも。お気に入り登録されたって通知を見て電車内で発狂していた嘘ちょこです←
更新遅れてすみません＞

＿＿＿＿＿＿貴方は、異世界トリップを信じますか？＿＿＿＿＿＿＿＿→←設定資料(1？)

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