キセキ物語96 運動会 ページ15
−−−黄瀬side−−−
俺は告白の場所を見ていた奴の自由を奪い、地面に縫い付けた。
...別に告白の場所なんて見られてもよかった。問題はそのあとの俺の発言を聞かれてしまったことだ。
こんなの皆にバレれば、後先面倒なことになるのは目に見えている。なら....
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....こっちだってこいつが言えないようなことをすればいいだけのことッス...
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貴「......なんの真似だ?」
黄瀬「見ればわかるッスね?.....さっき俺の言ったこと.....誰にも言わないって約束するんなら離してやってもいいッスよ。」
つっても、タダでは返さねぇッスけど。
白い髪をした奴は俺に動じず、真っ直ぐと俺と似たような黄色い瞳をこちらに向けている。
.....怖くないんスか?....
両手を頭上で押さえつけてるし、両足の間に俺の体を押し込ませて身動き1つ取れない状況だというのに....。
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黄瀬「君.....面白いッスね。」
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俺はこいつの....いかにも柔らかそうな唇に自分の唇を近づけた。.....吐息が近い......
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貴「あんまイライラさせんじゃねぇよ。
........一年坊が。」
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黄瀬「!?」
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ダァンッ!!
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黄瀬「....いっ......(ハッ!)」
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何が起こったか分からず、気が付けばさっきの態勢が真逆の立場になっていた。
俺は顔を地面に思いっきり打ち、その間に片腕を拘束され、白い髪の奴は体全部を使って俺にのしかかっている。
柔道でいう袈裟固めだ。
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貴「力で押さえつけられるようなやわな奴じゃねぇんだよ、俺は((ニイッ」
黄瀬「...〜っくそ!」
動いても動いても抜け出すことができない。
....というか、女子の力じゃないッスよ!これは!
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黄瀬「....アンタ.........何者ッスか?」
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貴「ぁあ?.........強いて言えば、
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...テメェのファンなんかじゃねぇよ。」
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....上を向くとあの黄色い瞳と目が合った。
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白猫☆(プロフ) - 絵本当に上手ですね憧れます! (2015年11月26日 19時) (レス) id: b8706ce514 (このIDを非表示/違反報告)
だお(プロフ) - yuyuさん» ありがとうございます(*^^*)! (2015年11月3日 17時) (レス) id: d490ebbd79 (このIDを非表示/違反報告)
yuyu(プロフ) - ミカサのイラストかわぁいぃ (2015年11月3日 17時) (レス) id: a20353620a (このIDを非表示/違反報告)
nyonyo - ミカサ〜〜〜〜!!! (2015年9月27日 9時) (レス) id: 0bc38e0855 (このIDを非表示/違反報告)
ファンタグレープ - すみません間違えてました。夢主が黄瀬にされているでした。なんどもすみません間違えて (2015年9月21日 16時) (レス) id: c9cca5530a (このIDを非表示/違反報告)
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作者名:だお | 作成日時:2015年9月12日 9時