虹村と幼なじみの夢物語【最強の向こうへ】Part2

夢物語63 ページ21

−−−貴方side−−−









貴〔･･･〕









Jabberwork以外･･･



この場にいる全員の顔色が絶望へと変わった。ナッシュが魔王の眼(ベリアルアイ)を発揮した途端に･･･初めて俺もあの眼を見た時は驚いた。こんな奴が世界にはいるんだって。



世界は本当に広くて･･･



日本など狭く感じてしまうほど。



それでも俺は･･･このチームが気に食わない。



気に食わないといっても俺はこのチームに所属し続けている。ナッシュとかわした約束が破れない限り、俺はこいつらに力を貸すって決まっているのだ。つっても久々だな･･･ここまで追い詰められ、あいつの眼を見るのは。









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貴『なあ、何でお前って他と違うんだ？』


ｺﾞｰﾙﾄﾞ『ああ？』


貴『皆と同じくストリートで遊んでいると思えば、こーして隠れて自主練なんてしてさ。』


ｺﾞｰﾙﾄﾞ『性にあわねえだろうが。』


貴『その割には･･･力の入れ方が半端じゃねえけど？』


ｺﾞｰﾙﾄﾞ『･･･』


貴『理由でもあんの？』


ｺﾞｰﾙﾄﾞ『ﾁｯ･･･うるっせえな、俺の勝手だろうが。』









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貴〔･･･〕









あの時のお前は･･･ただヤケクソに練習していたんじゃないのだけは分かっていた。元々才能があるんだから、余計練習する人なんてそうはいないと思う。



ナッシュ、お前は･･･









小金井「全部の選手の未来が視えるなんて･･･守るのはもちろんそんなのどうやって攻めれば！」


伊月「普通のPGならなす術なしだ･･･けど、赤司ならあるいは･･･！」


赤司「･･･っ！」ﾀﾞﾑﾀﾞﾑｯ!!


ｺﾞｰﾙﾄﾞ〔！〕


降旗「なっ･･･さっきのナッシュと同様･･･」


福田「全く臆せず間合いに入った！！」


外人〔なんだと！？〕


ｺﾞｰﾙﾄﾞ〔･･･〕


赤司「何人の未来が視えていようが1on1ならば関係ないな。さっきは初見で遅れを取ったが二度はない！」


「おおお！！すげえ激しい1on1！！」


「つーかまるで生粋のストリートボーラーかのような動き！赤司ってあんなドリブルもできんのかよ！？」


火神(マジかよ･･･！)


緑間(未来を視ることのできる眼を持つ者同士、条件は五分か！)









その瞬間、4番が背中側にドリブルしたと思いきや、そう見せかけてバックから5番へパスを出したのだ。

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