過去を捨てよ！赤髪少年【黒バス】

過去を捨てよ6 ページ8

−−−赤司side−−−








赤司「......雪村.....なのか？」




貴「....っ！」ﾊﾞｯ









彼女は自分の腕を掴んでいた俺の手をを払い、俺と距離をとった...









白い髪に白い瞳....






長かった髪は今は...肩に届くあたりまで短くなっているが昔の面影がある...





会いたかった....雪村....。









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貴「アンタ.....誰....？」









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赤司「！」









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彼女の口から出た言葉に驚いた...


彼女もまた、俺に掴まれていた腕をもう片方の手でおさえ、不審な目をこちらに向けている...









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赤司「俺だ雪村......赤司征十郎だ。」


貴「....は？」


赤司「...覚えていないのか？」


貴「いや......人違い....じゃないの？」


赤司「....人違い？」


貴「第一私......苗字は雪村じゃないし、アンタに会うのも初めてなんだけど...。」


赤司「....え...。」









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雪村.....じゃない.....？









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いや待て.....









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雪村はアメリカに行ってしまったんだ...





こんなところにいるわけがない.....









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赤司「....すまない。俺の勘違いだったようだ。」


貴「いや.....謝んなくてもいいよ...。」









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？「終わったわよー。帰るからいらっしゃい。」


貴「....叔母さん...。」









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声がした方を見ると、いかにも優しそうな老夫婦がこちらに手を振って彼女のことを呼んでいた。









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貴「......それじゃ。」









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彼女は...短い挨拶だけを言い残すと、パーカーのポケットに手を突っ込みながら、この場を去って行った....









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赤司「....。」









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一瞬だけれど....









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彼女を雪村だと思ってしまった...









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雪村.....









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俺は君に....会いたい...









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貴「.....。」









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俺は今日...









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君にそっくりな人と出会った...

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