過去を捨てよ16 ページ19
−−−赤司side−−−
女子「あ!赤司くん!おはよー!」
女子「おはー!」
赤司「ああ、おはよう。」
朝練を終え、教室の扉を開けると普段通り皆と挨拶を交わした。
朝のHRの時間が迫ってきているからか、ほとんどの生徒が教室にいて楽しそうに会話をしている。
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赤司「清水さん、おはよう。」
貴「......おはよ。」
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自分の席に荷物を置くと、隣の席にいる清水さんに挨拶をした。間はあったけど、挨拶を返してくれた...
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赤司「....ん?」
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ふと....清水さんの机の上を見てみると、数学の教材を開いていて、それと清水さんが睨み合いっ子している...
こっそり覗いてみると、授業で進めているところではなく、教科書の最初らへんを独学で勉強していた...
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赤司「ここ......間違ってるよ。」
貴「!」
俺は清水さんがノートに書いていた答えが間違っていることに気付き、その問題を指差して教えてあげた...
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赤司「.....教えてやろうか?」
貴「....いらない。」
赤司「でも、手が動いてないけど?」
貴「.....っ。」
図星をつかれたのか、眉間にシワを寄せて俺のことを睨んできた。
.....かと思いきや、俺の顔とノートを交互に見ながら何やら考えこんでいる....
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貴「い....今だけ.....教えてよ。」
赤司「....クスッ、いいよ。」
貴「......笑うな。」
赤司「笑ってないよ?」
貴「笑っただろ。」
赤司「......クスッ。」
貴「ほら(怒)。」
彼女のぎこちないお願いの仕方が素直に可愛いと思い、自然と笑ってしまった...
それに怒ったのか、ジトッとした目でこちらを見てくる清水さん....
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俺は清水さんにイスを近づけて、数学を教えてあげることにした。
夏だというのに清水さんの肌は白く...
間近で見ると...
朝日に当たって透けているように見えた...
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『征十郎よりは私...理数系得意だと思うよ?』
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彼女とは....正反対なんだな....
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エミア(プロフ) - だおさん» 了解です (2018年4月9日 6時) (レス) id: 1cad24d9d9 (このIDを非表示/違反報告)
だお(プロフ) - エミアさん» LASTGAMEができる前に作った作品ですので火神がいる流れで進んでいます(^^;)申し訳ないですが、そこはご了承ください(^^;) (2018年4月8日 16時) (レス) id: 3091a324c1 (このIDを非表示/違反報告)
エミア(プロフ) - あれ?ジャバウォックと戦った後なら、火神居なくね? (2018年4月6日 15時) (レス) id: 1cad24d9d9 (このIDを非表示/違反報告)
だお(プロフ) - ありがとうございます!ちょくちょく挟みたかったので書いちゃいました↑↑↑↑(*^^*)笑 (2015年12月29日 19時) (レス) id: d490ebbd79 (このIDを非表示/違反報告)
苺恋 - 朝比奈君と夜木君もでてきて.しかもエクストラゲームについても出てきたので超テンション上がりました↑↑↑↑↑ (2015年12月29日 19時) (レス) id: f70092b7fa (このIDを非表示/違反報告)
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作者名:だお | 作成日時:2015年11月28日 9時