過去を捨てよ！赤髪少年【黒バス】

過去を捨てよ11 ページ14

−−−赤司side−−−









赤司「.....しまった....。」









俺は窓際で頭を抱えた...




問い詰めすぎたため清水さんは、音楽室から飛び出して行ってしまい、一人となった...









赤司「バカか....俺は...」









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実渕「征ちゃん。」









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赤司「！.....実渕か。」









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音楽室に入ってきたのは、昼飯を食べているはずの実渕だった。









実渕「....さっき出てった子に何かしたのかしら？征ちゃん。」


赤司「.....ああ....少し問い詰めすぎたよ。」


実渕「ｸｽｯ。あの子.....写真の子にそっくりね。」


赤司「...。」








俺は生徒手帳を開き、あの頃の写真を見た...




俺の隣で笑っている雪村...




いつも周りのことをよく見ていて、怪我とかしても雪村にはお見通しだった...




本当......優秀なマネージャーだったよ...









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実渕「でもね征ちゃん。あの子はあの子なのよ？別の人と重ねられてるなんて....嫌に決まってるでしょ？」


赤司「....そうだな。彼女には悪い事した...」


実渕「...あの子はあの子として接してあげたらどうかしら？」


赤司「ｸｽｯ.....実渕には女の心が分かるのだな。」


実渕「あら？今更？」









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ｷｰﾝｺｰﾝｶｰﾝｺｰﾝ....









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不意に昼休み終わりのチャイムが鳴り響いた...









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葉山「レオ姉！こんなところにいたのかよ！」


実渕「小太郎。」


葉山「もう！次は移動教室だってば！永吉は先に行っちまったぞ！」


実渕「分かったわよ！うるっさいわね！....それじゃぁ征ちゃん、部活でね。」


赤司「ああ。」









そう言うと葉山に連れられてクラスへと戻って行った。....俺も戻らないと....。









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貴『雪村雪村って....私と関係ないだろが...！』









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赤司「...。」









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謝らないと....な。

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