過去を捨てよ9 ページ12
−−−赤司side−−−
先生「赤司、清水と昼休み学校をまわって、いろいろ教えてやれないか?」
赤司「はい。構いませんが。」
先生「おう、ありがとな。それじゃぁ清水、今から赤司と校内まわっていろいろ教えてもらいな?」
貴「.....はい。」
先生「うし!んじゃ頼んだぞー赤司。」
先生は俺に清水さんのことを頼むと、職員室へと戻っていった。
実渕たちと昼飯を食べている時、俺を呼ぶ校内放送があり、職員室の前に来ると清水さんと先生がいた。
清水さんに校内のことを教えてやれとのこと。
どちらかというと、俺的には好都合だ。
今....目の前にいる彼女のことを知りたい。
先生が言っていた...帰国子女だと...。
そこでまた、俺の中に1つの疑問が浮かんだ...
.
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雪村ではないかと...
.
赤司「....まずは、移動教室で使うところから案内するよ。おいで。」
貴「...。」スッ
彼女は無言だけども、素直に俺の後ろをついてきた。今日は洛山の制服を着ている彼女は、俯きがちに、かつ窓の外を見つめたり、前髪に隠れている瞳であたりを見回している。
赤司「....クスッ。」
....まるで.....初めて連れて来られてしまった所を、警戒しながら確認する猫だな...。
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.
.
『征十郎!次は移動教室だよ!行こ!』
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赤司「....。」
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貴「.....ねえ。」
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赤司「!」
.
不意に清水さんが俺に話しかけてきた。
貴「....あの....あそこに見えるのって....」
赤司「ああ。あそこは図書室だよ。校内じゃあ1番広いところだし、勉強スペースとかも設けてある。」
貴「....ふーん。」
赤司「.....他に行きたいところとかあるかい?」
貴「....別に....。」
赤司「そうか.....いいよ。ひとつひとつ教えるから聞いておいてくれ。」
貴「.....テキトーでいいよ。」
赤司「クスッ......そう言わずに。次はこっちだ。」
.
歩き出すとまた...
ピッタリと俺の後ろをついてくる彼女...
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本当に君は.....雪村じゃないのか?
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エミア(プロフ) - だおさん» 了解です (2018年4月9日 6時) (レス) id: 1cad24d9d9 (このIDを非表示/違反報告)
だお(プロフ) - エミアさん» LASTGAMEができる前に作った作品ですので火神がいる流れで進んでいます(^^;)申し訳ないですが、そこはご了承ください(^^;) (2018年4月8日 16時) (レス) id: 3091a324c1 (このIDを非表示/違反報告)
エミア(プロフ) - あれ?ジャバウォックと戦った後なら、火神居なくね? (2018年4月6日 15時) (レス) id: 1cad24d9d9 (このIDを非表示/違反報告)
だお(プロフ) - ありがとうございます!ちょくちょく挟みたかったので書いちゃいました↑↑↑↑(*^^*)笑 (2015年12月29日 19時) (レス) id: d490ebbd79 (このIDを非表示/違反報告)
苺恋 - 朝比奈君と夜木君もでてきて.しかもエクストラゲームについても出てきたので超テンション上がりました↑↑↑↑↑ (2015年12月29日 19時) (レス) id: f70092b7fa (このIDを非表示/違反報告)
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作者名:だお | 作成日時:2015年11月28日 9時