過去を捨てよ！赤髪少年【黒バス】

プロローグ ページ1

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君と初めて出会ったのは俺が中1の頃の冬...









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いつもどおり部活が終わり









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冬空の下....帰宅しようとしていた









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『ねぇ！このマフラー....あなたのでしょ？』









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些細な事だったがその時初めて









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君という存在を知った









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長くて白い髪をなびかせた彼女は









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寒さで頬を赤く染めながら微笑んだ...









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それからは









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彼女とは...ちょくちょく話す関係になり









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中2の春、彼女をバスケ部に誘った









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『マネージャーをやらないか？』.....と。









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彼女は快く了承し、マネージャーとして俺たちに尽くしてくれた。









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彼女は...選手の運動能力を上げるための術を既に知っており、桃井と同様、2人はチームに必要不可欠な存在だった。









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おかげで全中2連覇を成し遂げた









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本当に嬉しかった









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君と....仲間と....優勝できたことが....









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しかし君は...夏休みが明けてから...









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帝光中学に来ることは二度となかった...









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理由は誰一人分からず、担任の先生が言うには親の都合でアメリカへ行ってしまったらしい...









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そう...









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彼女は急に









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俺の前から姿を消したのだった...









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あれから3年...









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俺は洛山高校に入り...主将となり...









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....高校2年生となった....









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今、君は....どこにいるんだ？









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あの日から忘れられないんだ...君の事...









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......雪村。









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