怒らせたら怖いマネージャー様 ページ41
｢おいA｣
『はい、なんでしょうか葛葉さん』
OKGoogle。
マネージャー怒らせた時の対処法。
｢Aちゃん完全におこじゃん。なにしたのさ葛葉｣
｢…打ち合わせ忘れてゲームしてた｣
｢他は？｣
｢…起こしに来てくれたのに八つ当たりした｣
｢んー……他は？｣
｢コラボ配信ドタキャンした｣
｢それだ｣
｢でもよー…収録終わったら疲れててきつかったんだもんー。しゃあなくね？｣
｢まぁ気持ちはわかるよ？多分Aちゃんもそれはわかってただろうし。でも絶対その時なんか言い訳したでしょ｣
｢担当と他のライバーどっちが大事なわけとか…｣
｢あーあ。プレミ｣
｢やっぱり？あー……くそ｣
｢ちゃんと謝ったほうがいいよ？｣
｢でも朝からずっとあの様子だぜ？近寄れねぇよ怖くて｣
｢そこでポメださなくていいから｣
｢でもなぁ……｣
｢まぁ僕的には葛葉に嫌気さして担当外れるとかだったら嬉しいから別にいいけど｣
｢それはちげぇだろ｣
｢クロノワで活動も多いんだからあんまり隙みせないほうがいいよ葛葉。いつでも葛葉から奪い取れるからね僕は｣
隣で別ゲーしてた叶がAちゃーんと呼べばいつも通りに反応するA。
話の内容的に楽しいものだったんだろう時折口元に手を添えて笑うAを見つめた。
目が合えば深いアメジストのような瞳が俺を真っ直ぐ見つめてくる。
いつもの癖で逸らそうとすれば。
パクパクとAの口が動く。
”は、や、く”
………………やっぱり彼女の方が俺より格上だなぁて感じる。
1つ息をつきながら髪をかきAに近づく。
｢あー……A…さん｣
叶がニヤニヤしながら俺の肩を叩き離れてく。
『どうしました葛葉さん』
｢…………悪かった｣
『ん？』
｢……ｺﾞﾒﾝﾅｻｲ｣
『んー……』
｢ｽｩ…すいませんでした、他のライバーにも謝ってきます｣
頭を下げればため息1つ。
『……ふふ。全く葛葉ぐらいだよ。こんなに付き合い長いのに何回も私を怒らせるの』
頭に感じた手のひらで俺を撫でてるのがわかる。
『私もごめん。無理させたのはわかってたから気をつける』
｢ん……もう怒ってない？｣
『怒ってないよ』
｢A｣
『なぁーに葛葉』
｢……俺とマネージャーやってける？｣
『葛葉が言ったんでしょ』
顔をあげればアメジストとルビーお互いの目が合う。
『傲慢吸血鬼のお世話なんて私ぐらいしかできないって』
｢ん…｣
『いこっか』
俺のマネは怒ったら怖い。
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Nero(プロフ) - 零さん» ありがとうございます！応援が励みになるので嬉しいです！ (2022年1月22日 0時) (
レス) id: 8d2da00579 (このIDを非表示/違反報告)
零(プロフ) - コメント失礼します。そして、一言失礼します。貴方は、天才ですか！！！！！！もう好きです！！付き合って下さい！！（突然の告白すみません🙏）これからも更新頑張ってください。 (2022年1月21日 23時) (レス) @page46 id: 46e0494878 (このIDを非表示/違反報告)
Nero(プロフ) - わー！お知らせありがとうございます。助かります (2022年1月15日 9時) (レス) id: 8d2da00579 (このIDを非表示/違反報告)
匿名 - オリフラたってますよ😧💦 (2022年1月15日 8時) (レス) id: f6ccfb747c (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：Nero | 作成日時：2022年1月13日 20時
