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138. ページ41

※話の流れで流れが作りやすい用に
勝手にイベント作ってますます。

現実とは違ったり気になったりしても許して下さい←



ーーーーーー**ーーーーーーーー






すっかり夜になった



多くの人は帰っていき

気づけば私は一人で祭壇を向いて祈っていた









普段はともかく

クリスマスにこんなに人は少ないものなのか…









少し疑問を持ちつつ

とりあえず、何が起きても話してはいけない

ものによってはキツい時間が始まりました←









1時間経てば室内に人がいなくなって…


私は一人で祈り続けた









「ガチャ」







あ…誰か来た



反応しちゃダメだ…無心だ無心!!!



そういえば、本気で無心になれば

時間もあっという間に過ぎるって言うよね…?







私は全神経を注いで

目の前にある十字架に向かって祈る事にした






前で指をからめ胸の位置にもってきて

両膝を付き









その間、周りから聞こえる声も音も

私には聞こえなくて…









ただただ無心で祈り続けた。









どうか…25日が無事に終わりますように。









ーーーー**ーーーー






その日、






ある教会に白い女の子がいると噂が流れた





十字架のモチーフが取り入れられた白いワンピース

ファーの付いたケープ




を身につけた白い髪の少女









クリスマスの日に現れた彼女を

一目見ようと足を運ぶ人も少なくない









でも、決して彼女に話しかけられない

それは…









「あの!!!」


神父「しー…」


「あ、神父さま…」





神父「あの子は【天使の化身なんだ…】

話しかけてしまうと、加護を受けられないよ?」









神父様の冗談が謎に広まったからだ←









その噂は…


伝わっては行けない所にまで伝わった









「ねぇ、知ってる?

隣の地区の教会に【天使】がいるって!」


「何それ、いるわけないじゃん」


「ほんとなっだって!

白い髪の女の子がいてね、目が合ったら願いが叶うって!」


「本当?」


「でもね、話しかけてはいけないんだって…」









たわいもない会話は

2人の老人の耳に入った。









「きっと【雫さん】よ!」


「迎えに行こう」


「ええ…」












怪しい笑みを浮かべ

前を向く2人に通り過ぎる人は気味悪さを感じた




**

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蝶々(プロフ) - すんごい嬉しいことばかり…本当にありがとうございます!!! (2021年10月13日 2時) (レス) id: 86d19e14d6 (このIDを非表示/違反報告)
さくらんたん(プロフ) - 泣いてしまった (2021年10月12日 22時) (レス) @page21 id: ce5069be4a (このIDを非表示/違反報告)
和ヲン - 毎日毎日この小説を読むことだけが楽しみですっ!! (2021年10月4日 17時) (レス) id: 69ab80b0b9 (このIDを非表示/違反報告)
あまぬん - すごく面白いし、とてもお上手で読みやすいです!特に夢主ちゃんの設定が好きです!更新待ってます!頑張ってください!!! (2021年10月3日 23時) (レス) @page48 id: cc856e48b6 (このIDを非表示/違反報告)
蝶々(プロフ) - ラバーズさん» ありがとうー!!!これからも頑張っちゃうので、見て言ってね〜!!! (2021年9月30日 6時) (レス) id: 86d19e14d6 (このIDを非表示/違反報告)

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作者名:蝶々 | 作成日時:2021年9月25日 20時

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