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白い女の子の眠る病室には
朝から人が沢山集まる
入院して4日目
昨日、ICUから移動してきた彼女の部屋には
一日で家族はもちろん、学校の友人が押付けた
その様子から、彼女がどれだけ
普段から慕われているのかよく分かる
その日、珍しく午前中に面会者が来た
彼女の姉だ
姉｢この後に数人面会来るので通してあげてください｣
看｢え、えぇ｣
さっぱりとした彼女は
そう言っただけで言ってしまった
看｢あの子お姉さん毎日逢いに来てるわね｣
看｢それもそうよ家族だもの｣
看｢それにしても似てないわよね…｣
看｢貴方たち、仕事に戻りなさい｣
｢｢は、はい!!｣｣
看護師長は、彼女にそう伝えると
自分の手元にあるカルテに目をやった
看護師のカルテには患者の名前が書かれている
そこには、【今宵】とは違う苗字が書かれている…
それは彼女の両親が
｢あの子を呼ぶ時は【今宵】で呼んであげて…｣
看｢あの子は…いったい…｣
深く貫入しては行けない
それをわかっていながらも
あの彼女に興味を持たない人はいない。
あの子はいったい…
どこまで…知っているんだろうか
ーーーー
ーー
規則正しい機械音が鳴り響く病室
オレ達は昨日言われた通りの時間に来てみれば
そこに会いたかったやつが眠ってた
そして…そいつの姉も
三｢お久しぶりです、
姉｢また君に会うなんて思わなかったよ｣
三ツ谷は、そいつの姉と会ってるから
気軽に話しかけてる…けど、
Aとは真逆で
近寄り難い雰囲気を纏う彼女にエマは少し怯む
エ｢…あの人…ホントにAの…｣
姉｢一応｣
マ｢んで、今日はなんでこの時間に呼び出したんだ｣
ド｢意味があっての事ですよね｣
この部屋を見る限り
来る人は多い
けど、居ないということは…
なにか伝えたいんだろ
そういえば、眠るAの額を撫でながら
オレらに…
姉｢この子は、緊急搬送されたあと3日間ICUにいた。
2年前に壊した肩にもう一度刃が通った
今までは、少ししかダメージがなかったけど
これから先、頑張ってビハビリしても
後遺症は残る｣
それを覚えておいて
＊*
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蝶々(プロフ) - すんごい嬉しいことばかり…本当にありがとうございます!!! (2021年10月13日 2時) (
レス) id: 86d19e14d6 (このIDを非表示/違反報告)
さくらんたん(プロフ) - 泣いてしまった (2021年10月12日 22時) (レス) @page21 id: ce5069be4a (このIDを非表示/違反報告)
和ヲン - 毎日毎日この小説を読むことだけが楽しみですっ！！ (2021年10月4日 17時) (レス) id: 69ab80b0b9 (このIDを非表示/違反報告)
あまぬん - すごく面白いし、とてもお上手で読みやすいです！特に夢主ちゃんの設定が好きです！更新待ってます！頑張ってください！！！ (2021年10月3日 23時) (レス) @page48 id: cc856e48b6 (このIDを非表示/違反報告)
蝶々(プロフ) - ラバーズさん» ありがとうー!!!これからも頑張っちゃうので、見て言ってね〜!!! (2021年9月30日 6時) (レス) id: 86d19e14d6 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：蝶々 | 作成日時：2021年9月25日 20時
