幼なじみの白い奴~3~【東リベ】

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『私は私の自由に生きたい!!!

自分の心に素直に…これからを生きていきたい!!』




…私の思いをぶつけた

けど…母は受け入れてくれなかった。








私はあの後、何も聞かず部屋に逃げた

もう嫌だ…








会いたい…マンジロー…









その思いで、私はケータイを出してメールを打った

あまり出したこと無いから





何書けばいいか分からない








でも…一言









【会いたい…】









そう送ればすぐに「チリーン」と鳴る









マ【今から行く】







…その文章に嬉しくて涙が出た…。


けど…




下には激怒した母が居る

…そんな所に来たら…ダメ…。







【今日ダメなの…】


マ【なんで】


【母さん怒ってる…二度と会えなくなる】







マンジローの事だから、それでも来るとか言うな。

…でもさ。…私が嫌なんだよ…






私はマンジローの返信が来るよりも前に…







【明日、朝会いたい】


【分かった。迎えに行く】







本当は声聞きたい…けど

こんな涙声で話せないよ…








【ありがとう。おやすみなさい】

【おやすみ】








朝早く…すぐに家を出よう




怒られてもいい

もう…会えないなんて嫌だ…









「コンコン」


『…は、はい』








突然ノックされたドア



そこから現れたのは…






父「今いいか」


『父さん!?』






珍しく父さんがいた









父さんは、私の横に腰をかけて

静かに話をしてくれた








父「お前は母さんのこと嫌いか？、」


『…分からない…

けど、なんで私を自由にさせてくれないの』







父は申し訳なさそうな顔で

私の頭を撫でてくれた







父「母さんはね、お前が大好きなんだよ…」


『知ってるよ』



父「だな笑

…昔な…母さんの憧れの人が身内に殺されたんだ」






父は、なんか、突然の話をぶっ込んできた

…な、何そのヤバい話…







『その人、どんなは人だったの？』


父「…とっても綺麗でな、カリスマ性の高い人で

皆その人が大好きだったよ。」


『へぇ？凄いね!!!』


父「だろ？父さんも初めは見惚れちゃった」



『うわぉ』








でも、そんな人を失って…


もう大事な人を失いたくない

その想いが人一倍母さんは強いんだよ







だから…Aのことをものすごく心配してるんだ









父はそう私を諭す


その顔は少し硬かった





*＊

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