緑の片割れは赤とニコイチ。【ヒロアカ】 (ページ46)

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個性《46》ページ46

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オールマイトは何が何だかわかってないがデクが焦っているから多分そう言うことなんだろう。

私は少しだけ出久に近づいて言ってやった。

『このことは黙っておいてあげる。それと、早く怪我治しなさい。じゃないとそれを使いこなせるようになった頃には私と勝己はだいぶ強くなってるだろうから』

私的には結構声を振り絞った。泣いたばっかだったから若干声が震えてたけど。

私がデクと話してる間に勝己もオールマイトと話し終わったのかはやく帰るぞと声をかけられた。

そして私達は歩き出した。たくさんの課題を抱えてお母さん達が待っている私たちの家へと。

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家__。

無事家に帰り着いたのは帰り着いたのだが...。

まだ涙目だった私と勝己はお母さんにめちゃくちゃ心配されました。

2人ともなんとか理由は誤魔化せました。

今は保冷剤をもらって勝己の部屋にいます。

爆豪「なぁ」

私はスマホをいじっていたのだが勝己に話しかけられたのでやめた。

『なに？』

爆豪「てめェが常に俺の下にいるのは企みか」

『なわけ』

爆豪「なら、俺に勝とうとして取り組んでたか」

そう言われて考えてみると無いな。
なぜかいつも勝己の下にいる前提で話を進めるから。

『いつのまにか勝己の下にいる前提でいっつも考えてたかも』

爆豪「ならそれ、もうなしだ」

『わかった。じゃあ、次の中間？かな。それはあんたより上行くから』

爆豪「臨むところだ」

挑発的に笑う勝己の表情はすっかりいつも通りだった。

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数日後__。

私達が登校していると校門はマスコミでいっぱいだった。

当然私達にも気付いて聞きにやってくる。

「オールマイトの...!?あれ君ヘドロの時の！」

爆豪「やめろ」

勝己はめっちゃ不快そうな顔してた。

『ヘドロの時ので認知されてんだ』

爆豪「てめェ燃やされてぇのか！」

すぐそこまで手が迫ってきてたので私は咄嗟に掴んで勝己の手を冷やした。

汗が出ないようにキンキンにね。

爆豪「冷てぇ」

『はいはい。早く行く』

私達が教室に行くと他のみんなは大体揃ってた。

勝己はHR始まるまで手の冷たさに悩んでいた。

後であったかくしてあげないとな。

ガラッと扉が開くといつも通り小汚い相澤先生が入っきた。

今日のHRは学級委員長を決めるそう。

クラスのほとんどは手を挙げている。