緑の片割れは赤とニコイチ。【ヒロアカ】 (ページ40)

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個性《40》ページ40

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切島「髪の色ちげぇし全然緑谷と話したとこ見たことねぇから苗字が一緒なだけかと思った！」

切島に言われて気づく。
あ、そっか。私幼少期とは外見も中身も全然違うんだ。

『ま、今は色々あって仲悪いですけどね』

私がそう言うと誰もその先は聞かないでくれた。
みんな画面を見始めたので私も画面の勝己達を見た。

すると、勝己が爆破で目眩しをして背中に一発入れていた。

その様子を見た焦凍くん...呼び捨てで呼ぶんだった。焦凍とヤオモモが賞賛していた。

爆破で目眩しをして後ろに回り込んだ勝己は腕についてる装置を出久の右腕に打ちつけた。

あれは痛い。

そのまま勝己はデクの腕を掴み上手に爆破を使って背負い投げをお返ししていた。

勝己は何故かいつのまにか武道とか護身術まで身につけていたからあれは痛いぞ。

教えてもらった時にやられた。一応あれよりかは優しかったけど普通に痛かった。

で、もう食らいたくなかったから必死で覚えて私は武道＋護身術も取得できました。

勝己は背負い投げをしたことによってからかクラスの人からはリンチだ！って言われてた。

けど、センスの塊だと、称賛する声もあった。

背負い投げを食らった出久は壁際に逃げていた。
そして、双方何か叫んでいたが映像からは勝己の表情の方が余裕のないように見えた。

そして、2人は拳で一発殴ろうとしていた。
それを切島はすかさずオールマイトに止めるように促す。

オールマイトは渋々と言った感じで止めようとしたその時。

出久が何か喋っていたのだ。

次の瞬間。出久は勝己にじゃなくて上に攻撃を打ったのだ。

そのままその攻撃は窓を破壊しながらビルの真ん中を突き抜けていく。

そして、お茶子ちゃんがビルの大きな柱を持って小さな石たちを打った。ホームランだった。

飯田くんがそれに戸惑っている間にお茶子ちゃんが個性を使い核をタッチ。

飯田くんの核ー！って嘆く声は地下室まで聞こえてきてみんな笑っていた。

私は勝己たちの方へ視線を戻す。
すると、勝った出久がボロボロで倒れて負けた勝己がほぼ無傷で立っていた。

多分戦闘力は勝己の方が上だったけど、今回はあいつの作戦勝ちだな。

出久は重症で担ぎ込まれたので帰って来たのは3人。その3人が待ち受けていたのはヤオモモの超厳しい講評だった。

あれを私も受けると思うと怖いんだけど。
正論パンチ大っ嫌い。

その後は特に大きな怪我もなく私の番がやって来てしまった。