緑の片割れは赤とニコイチ。【ヒロアカ】 (ページ38)

今日:16 hit、昨日:6 hit、合計:209,518 hit

個性《38》ページ38

.

常闇くんはいきなり話しかけたことに驚いたが、すぐに快く了承してくれた。

常闇「なぜ俺を誘ったんだ」

急にそんなことを聞かれたのでびっくりしたがすぐに答える。

『ダークシャドウって遠距離得意でしょ？私どちらかと言うと近距離の方が得意なんだ。あと、普通にダークシャドウと話してみたかった』

そう、私は普段爆破ばかり使っているから近距離向きになってしまった。

だからちょっと応用もできるようになったんだけどね。

焦凍くんや燈矢くんのは最近はあまり使っていないし。1ーA女子のはまだ使えてない。

どんどん使って自分のものにしなきゃ。
まぁ、でも急に使おうとしたら上手くいかないかもだし。

だから、今回は安定したスタイルで戦えるようにね。

ある程度常闇くんと話したところでオールマイトが説明の続きを始めた。

「続いて最初の対戦相手はこいつらだ!!!」

オールマイトが持っているボールにはそれぞれAとDが書かれていた。

「Aコンビがヒーロー!!Dコンビが敵だ!!」

...うん。誰？

私あの紙に惑わされて全然他チーム気にしてなかった。

しかし、パッと勝己と出久を見てわかってしまった。
あぁ、こいつらが戦うんだなって。

みんなが徐々にモニタールームに行こうとしている中、私は勝己に近寄りこう言った。

『絶対に勝ってよ。一発ぶちかましてやりなさい』

すると勝己は悪い顔をしながら当たり前だ、と言ってくれた。

しかし、そのあとすぐ私は勝己に無理矢理モニタールームへ行かされた。

小走りで行くとモニタールームに行くみんなが見えた。

響香がどこにいるかわからなかったので私は上鳴たちと行くことにした。

＿＿＿＿＿＿＿＿
＿＿＿＿

モニタールーム__。

ここではヒーロー組と敵組の動きが細かく見れる。

モニターを見てみると建物の中に侵入成功し、歩いているデクとお茶子ちゃんの姿があった。

2人とも警戒マックス状態で歩いていた。

しかし次の瞬間2人は突然奇襲して来た勝己に爆破されそうになっていた。

そして勝己はデクに攻撃を仕掛けたが何故か読まれて背負い投げをされていた。

切島達はオールマイトに質問等をしていたが私はそれを軽く聞き流し、あいつらの戦いを見ていた。

勝己が爆破をした瞬間2人は二手に分かれた。

しかし、そんなのお構い無しで勝己はデクしか眼中になくけりをかましていた。