塩の壁は高い？！ −３−

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地方ロケが終わって、都内に帰ってきた。


自然の多い環境で癒されたけど、


やっぱり自分の家が1番落ち着く。


疲れたなぁー。



玲於くんとの連絡は1週間くらいしていない。


何度電話を掛けようとしたことか。


玲於くんの声が恋しい…。


やっぱ私は玲於くんが好きや。





？〔もしもーし。Aちゃん？〕


「ん？あれ？ふふっ…
玲於くんの声がする…ふふっ……zzz…」





玲於くんの声が聞こえる気がしながら


眠りにつくなんて幸せやな…。






玲於〔もしもーし。おーい！おーーーーい！！〕



「…zzz………」




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「…寒い……。」



あっ…ソファで寝てしまったんや。苦笑




何時やろ？ってスマホを見ると


玲於くんからのLINE通知。




“お疲れ。ゆっくり休んでね！”




ふふっ。久しぶりに玲於くんからLINEが来た。



ゆっくり休んでねって。


まるで私が都内に戻ってきたのを


知ってるかのような…


ふふっ。こんな短いメッセージでも


元気になれるなんて、


玲於くんパワー恐るべしや。笑




ありがとって返信しようと思ってLINEを開いた。




「えっ？嘘やろ？苦笑」





私…玲於くんに電話してるんやけど。


しかも不在着信やないってことは…


玲於くん出たんか？えっ？覚えてへん。苦笑



寝ぼけて電話掛けちゃったとか…恥ずっ！



無意識に電話掛けるとか…有り得へんやろ…。

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