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病室で暇を持て余して本を読んでいると、
廊下で笑い声が聞こえた。
この声って…。
亜嵐「失礼しまぁーす。」
やっぱり。
「あれ?笑」
亜嵐「Aちゃん!大丈夫?」
「ふふっ。はい。」
龍友「何や元気そうやん。」
「ありがとうございます。」
裕太「…。」
「篠崎さん…教えないでってお願いしたのに。」
亜嵐「ごめんね。でも心配だったから。」
「いえ…すみません。
ご面会にまで来ていただいて。忙しいのに。」
皆さんに心配かけたくないから
内緒にしてもらうようにお願いしたのに…。
でも皆さんの顔を見たら少し元気が出てきた。
数原さんのお話も相変わらず面白いし。
亜嵐「あっそう言えばこれ。」
「えっ?」
亜嵐「何選んだらいいか
分からなくて、裕太くんの案。笑」
「ふふっ。ありがとうございます。今禁食で
水分しか取ったらダメだから、嬉しいです。」
龍友「おーやるやん。笑」
裕太「うん。」
面会に来てくれることだけでもありがたいのに、
飲み物まで持ってきてくれて。
その気遣いがとても嬉しい。
飲み物…買いに行く気力無かったから…
ありがたい。
でも…こんな見苦しい格好見られたくなかった…。
龍友「…何か飲みもん買ってこよー。」
亜嵐「俺も行くぅー!」
「えっ?これ…。」
笑顔の白濱さんがカーテンを閉めて
病室から出て行ってしまった。
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ゆうぴ - もうゆうぴ好きすぎる。私もゆうぴとくっつきたい!笑 このお話作ってくださって、ありがとうございました! (2018年12月28日 23時) (レス) id: c9d06c9877 (このIDを非表示/違反報告)
尼崎の雑草になりたい(プロフ) - ゆうぴの優しさが滲み出てずっとニヤニヤ笑最高の作品ですね!!! (2018年10月18日 0時) (レス) id: 78d74eec29 (このIDを非表示/違反報告)
a - きゅんきゅんしました!続編が見たいです (2018年10月6日 11時) (レス) id: e3a6416106 (このIDを非表示/違反報告)
horichoman(プロフ) - この作品とてもだいすきです!ぜひ続編お願いします!! (2018年8月29日 12時) (レス) id: 024eaff229 (このIDを非表示/違反報告)
まお(プロフ) - Megさんの作品もっと読みたいと思ってたらこの作品を見つけイッキ読みしてしまいました笑笑ほんとに良かったです! (2018年4月8日 13時) (レス) id: 4a7781575b (このIDを非表示/違反報告)
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作者名:Meg | 作成日時:2017年11月13日 18時