すぐそばに君はいた −3−

131 陸side ページ31

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陸side



陸「ふははっ。相変わらずだなぁー。笑」


「ふふっ。」


陣「いや、ファンの子から姫って言われてるけど、
ちゃうってことをしっかり知ってもらいたい。」


「えぇー。へへっ。笑」


陸「俺らは女王って呼んでますからね。」


「呼ばれてはいないですよ？」


陸「そうだね。女王って裏で言ってます。」


陣「そうやで。こないだやって瑠唯に、」


「いや、それは瑠唯さんが悪いんですよ！誤解です！
んー…全貌を言えないからあれですけど、
本当に瑠唯さんが悪かったんです。」


陣「でも瑠唯むっちゃ謝っとったやん。」


「いや、そうですよ。瑠唯さんが悪いんですから
謝るのが当然じゃないですかー。」


陸「ふふっ。俺あの現場見てたけど、
確かに瑠唯も悪かった。」


「ほらー。」


陸「瑠唯もね？もだよ？」


陣「しかも瑠唯をパシリに使ったやろ！」


「違いますよ。
A様、何でもお申し付け下さいって言われたから
某ファストフード店のポテト買ってきてください
って言っただけです。」


陣「それがパシリや！笑」


「ふふっ。でもあれですよ？
私に買ってきてくれたはずなのに、
やっぱりポテト美味いねって
半分以上瑠唯さんが食べてましたから。」


陣「いいですか？皆さん。
こいつはほんまにブラックなんすよ。
白石ちゃうんすよ。黒石なんすよ。」


「ふふっ。日焼けしないように
気をつけてるんだけどなぁ。」


陣「そういう意味ちゃうで？」


陸「確かに肌は真っ白だけど。」






ラジオにゲストとして出てくれて、


盛り上げてくれたA。





あまりインタビューとかでは話さないけど、


俺らだけだとこんなに話してくれるから、


ファンの子もAの意外な一面を


知れたんじゃないかな？




特に小悪魔だってことを。







女王って情報初出しですね！


なんて笑顔で言うA。




女王と呼ばれてることを全く気にしないんだね。





首元の赤い痕は消えたけど、


心の傷は癒えてないと思う。




でもそんな素振りを見せることなく、


明るく普段通りのA。




無理しなくていいんだよ？




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皆さん 大胆な健太さんがお好きなようで 笑
急に評価の数がぐんっと上がってびっくりしました。
ありがとうございます！！

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