信じてもいいですか？ [４]

154 樹side ページ7

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壱馬「翔平、何かいいこと言って。笑」


翔平「んー…お前の人生いい人生だな！」


樹「はっ？笑」




翔平の言ってる意味が分からなくて笑っていると、


誰からか分からないが、


チュー！チューッ！とコールが始まって、


翔平を茶化してるメンバー。




あれ？本当にこれ前と一緒じゃん。




樹「ふふっ。笑」




翔平こういうのは照れて絶対しないし


俺だって嫌だわ。





翔平「あーじゃ、目瞑って。」


樹「はっ？笑」


翔平「いいから早く目瞑れよ！恥ずかしいだろ！」


樹「いやいや。笑」


陣「ちょ、海青目隠して。笑」


樹「いやいやいや！笑」





たまたま俺の後ろにいた海青が、


はーいって言いながら俺の目を手で隠した。




抵抗したかったが、手にはケーキがあるし、


海青に力で勝てるわけないし、


無理無理って言ってるのに、


諦めろってって翔平に言われた。






翔平「見えてない？大丈夫？」


樹「いやいや。まじで無理。笑」


翔平「いいか。恥ずかしいから
絶対に目を開けるな。そして動くなよ！」


樹「はぁ？やめろ。笑」




はい、チュー！チュー！！と盛り上がるメンバー。




海青の手でマジで前が見えないし抵抗も出来ないし…




翔平「浦川翔平 いっきまぁーす。」



樹「……。」





チュッ……





されるがままでグッと力を入れて我慢していると


頬に唇が当たる感触…。




マジでしやがった！！



樹「おえっ。笑」





陣「ちょ、いっちゃん。その反応は可哀想やわ。笑」




海青の手が離れて一気に明るくなった。




樹「おぃ……………えっ？」





隣にいる翔平に、



おいマジですんなよ！って言おうとした





…のに言葉を失った。

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