104 壱馬side ページ4
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壱馬side
夏休みどこかに遊びに行こうと
3人で話し合ってると、
Aちゃんに寮に入ろうと思ってると
打ち明けられた。
いきなりの事で、驚いたし、
出来ることならここに居て欲しかった。
3人の生活が楽しくて心地よかったから。
友達の協力をしたいと言われると、
引き止めることは出来ないし、
それに…話すAちゃんの顔が
どんどん曇っていくのがわかって、
Aちゃんもここの生活が
嫌で出て行くんじゃないんだよなって思うと、
別にいいんじゃない？って言うしか無かった。
壱馬「ふっ。そんな顔すんなって。」
「…。」
別にもう二度と会えないわけじゃないのに、
泣きそうな顔をしていたAちゃんの
頭をポンポンと撫でると、
ポロポロと涙が溢れ出した。
「……寂しい……。」
北人「俺らもだよ。泣かないでよ。」
「うぅ……ごめん…。」
それが本音なのだろう。
泣いているAちゃんの背中を
北人が擦りながら泣かないでって落ち着かせていた。
北人が居てよかった。
俺…もし2人の時にAちゃんが泣いてたら
抱きしめてたかもしれない。
北人がいて本当によかった。
北人「もぉー壱馬くんが泣かせた！」
壱馬「えっ？俺が？」
北人「うん。そう。どうしてくれるの？」
壱馬「えっ…どうしてくれる？はっ？俺？」
北人「壱馬くんのせいだよね？」
「…うん。」
壱馬「…ご、ごめんなさい。」
北人「謝ってるよ？許せそう？」
「うん。笑」
壱馬「ちょ！笑ってんじゃん！笑」
北人「ふふっ。笑」
濡れた目を擦って顔を上げたAちゃんが
ふふって笑ってた。
北人と目が合って、俺らも笑った。
なんかいいよな。
こうやって3人で笑い合えるの。
あと少しの時間、3人で楽しくやっていこう。
夜、オヤジが帰ってきて、
Aちゃんが寮に入ることを話した。
寂しくなるなぁーなんて悲しそうな顔をしたオヤジ。
でもしんみりすることなく、
いつでも遊びに来てよ！
おじさん特製のピザ作ってあげるから！！
ってピザの作り方を熱弁し始めたオヤジ。
こんな時はオヤジの明るさはいいなって思う。
こんな時だけだけどな。
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まゆ(プロフ) - もう何もかも本当に面白かったです！信じてもいいですか？でまたお会いしましょ！！本当にお疲れ様でした！ (2020年12月21日 1時) (
レス) id: 008e596ad3 (このIDを非表示/違反報告)
はな(プロフ) - 完結おめでとうございます！特別編も併せてキュンキュンしましたー！お疲れ様でした！いつも楽しいお話ありがとうございます！！ (2020年12月20日 23時) (レス) id: 1dc1001608 (このIDを非表示/違反報告)
ariariarl(プロフ) - Megさん» 改めて完結おめでとうございます！このカップル大好きすぎて、特別編も楽しすぎました！！最後まで楽しいお話をありがとうございました！他の作品も楽しみにしてます！！！ (2020年12月20日 23時) (レス) id: 36c91f82c4 (このIDを非表示/違反報告)
ぽんちゃん(プロフ) - Megさん！更新嬉しいです！もうめっちゃ可愛い！三人衆がたまりませんわ(≧∀≦)素敵なクリスマスを過ごせた2人も可愛くて…。特別編読めて嬉しいです。ありがとうございます(^^)他の作品も楽しみにしてます！ (2020年12月20日 22時) (レス) id: 6d47f053fa (このIDを非表示/違反報告)
tomato(プロフ) - Megさん» 特別編ありがとうございます(^_^) 初めての夜、どきどきしちゃいました。もう更新されないのが寂しいですが、他の作品にもお邪魔してみようと思いますので頑張ってください！！！ (2020年12月20日 21時) (レス) id: e0ddc1a663 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：Meg
| 作成日時：2020年12月11日 20時
