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チラッと後ろを見ると、
みんなが俺らを見ていたからヒラヒラと手を振ると、
またうっす！と声が聞こえた。
だーかーらー、やめろって。
「ふふっ。うっす。笑」
有剣「おやめなさい。笑」
「あのおかっぱ頭の人も強いの？」
有剣「ん？あーサバカン？まぁ一応幹部だな。」
「へぇー。サバカンくん？
珍しい名前だね。日本人？ハーフ？」
有剣「えっ…あだ名だよ？」
「あっそうなんだ。」
有剣「ふっ。本名だったらやべーだろ。笑」
「へへっ。笑」
たまに天然なところも
Aちゃんの可愛いところだよなぁー。笑
あいつらを見て怯えないとか、
どんだけ免疫があるんだか。
お兄ちゃんに会ってみたかった。
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有剣「はい。とーちゃーく。」
「本当に近かったね。」
Aちゃんと話しているとクレープ屋に着いた。
少しの行列があって、最後尾に並んだ。
女「嘘っ！有剣様だ。」
女「えっ！見て。小田島くんが女と一緒にいる。」
女「あれ彼女？
有剣くんに彼女とかショックなんだけど。」
女「誰あの女！有剣くんに近づくとか許せない。」
「……。」
有剣「……。」
ヒソヒソと、でも俺らに聞こえるような声で
話す女どもの視線がウザい。
有剣「…はぁ…。」
「ねぇやっぱりチョコバナナ生クリームが
王道で1番人気だって。こんなにメニューあったら
どれにしようか悩むねー。」
有剣「ふっ。うん。」
絶対に女どもの声が聞こえてるはずなのに
気にもしてないで、どれにしようって
メニューをじーっと見ているAちゃん。
これもいいな。自家製のプリンだって！
それも捨てがたいね！！
嬉しそうにしているAちゃんを見ていたら
うるせぇ女どものことなんて
どうでも良くなってきた。
有剣「決めた？」
「王道のやつに決めた。」
有剣「じゃあ俺もそれで。」
「えー、ちゃんとメニュー見た？
他にも沢山あるよ？ほら。」
有剣「Aちゃんがたくさん悩んでいる間に
とっくに決めてたから。」
「そう？ならいいけど。」
Aちゃんの分も支払おうとしたら、
全力で拒否された。
まぁそういう子だろうとは思ってたけど。
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うに - 今更ながら読ませていただきました…笑 みんなの特徴捉えてて最高です！！轟くんがもう最高ですね、面白い小説をありがとうございます！！ (7月23日 17時) (
レス) @page18 id: 67c9f38a7a (このIDを非表示/違反報告)
A(プロフ) - すっごい面白かったです！ 今度は小田島くん落ちのを書いていただけると嬉しいなぁ (2021年12月15日 2時) (レス) @page45 id: c5820b78bf (このIDを非表示/違反報告)
さ??♀?(プロフ) - Megさん» 読みました。最高。妹居るとか萌えますねんふふ (2021年8月13日 6時) (レス) id: 3171887382 (このIDを非表示/違反報告)
Meg(プロフ) - さ??♀?さん» コメントありがとうございます。もし良かったら、非表示にしていた続きを数日だけ公開するので、読んでみてください。お気に召すかはわかりませんが汗 (2021年8月13日 0時) (レス) id: 9ec0205a78 (このIDを非表示/違反報告)
さ??♀?(プロフ) - やばいです。めっちゃ感動して一気に読みました。三時に寝ました。寝不足です笑。轟の時々の甘さがもう最高。何回も思い出してにやけてしまいます。 (2021年8月11日 11時) (レス) id: 3171887382 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：Meg
| 作成日時：2020年9月9日 20時
