幼なじみの千冬くん

＊ ページ15

さやか｢梨花体調悪いなんて嘘でしょ、もう私には全部お見通しなんだからね！ここなら誰も来ないから、いいよ全部吐き出して｣





その瞬間我慢してたものがプツリと切れたかのように目から次々に涙が溢れてきた。




梨花｢っ…ごめん、ありがとうっ、ひぐっぐす。｣





さやか｢うんうん、辛かったよね好きな子目の前にしてあんな楽しそうにされて。しかもなんなの？凄い梨花の事馬鹿にしてない？性格悪すぎ、ありえないんだけど｣





梨花｢いいんだ、どうせ付き合ってないしウチらただの幼なじみだもん。嫉妬した所で何も言えないよ、｣





｢授業始まっちゃうし、さやかは先戻ってて？私もう少しここに居るから。ありがとね着いてきてくれて｣。





さやか｢ほんとに大丈夫なの？無理はしないでいいからね、なんかあったらまた言って｣




そう言ってガラガラと保健室を出ていった。






ああ私いい友達を持ったなあ。

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