Part69 ページ19
あなたside
実「あっ、光啓？Aがお腹痛くなっちゃったみたいなの。動けなくて来てくれる？」
電話を切って実彩子は親指を立てる。
「はぁ？ちょっと今の何？私お腹なんて痛くないんだけど。」
実「良いから見てなさいよ。痛い振りしてんのよ！」
「ちょっと…」
すると、
秀「A！」
秀太くん…
秀「大丈夫？」
「えっ…あっ…」
実「帰ったほうが良いかもね。」
ちょっと…まだ買い物したいんだけど…
日「秀太…」
秀「あぁ…送って行くから帰ろう。」
あっ、やっぱりそうなりますよね…
実彩子は不敵な笑みで私を見ていた。
もう…
秀「歩ける？」
「う、うん…」
秀「ゆっくりで良いよ。そんな肌出してるから冷えたんだろ。」
秀太くんが着ていたシャツを私に羽織らせてくれた。
こんなに優しい秀太くんを騙すなんて罰が当たりそう。
「ごめんね。」
秀「気にすんなよ。もう少し我慢して？」
なんか泣きそう…
秀「辛いな…頑張れ。」
「秀太くん…違うの…本当はね…」
秀「あっ、電車来た。」
言いそびれちゃった…
最寄り駅に着くと秀太くんは、腕を差し出してくる。
秀「歩ける？掴まって？」
差し出された腕に掴まった。
秀「背中に乗る？」
「ううん!大丈夫だよ。」
もうすぐ家だし…もう少しだけ…甘えさせてもらおう…
「ありがとう秀太くん…」
秀「ねぇ…部屋まで行っても良い？」
「へっ？」
秀「ダメ…？」
「いや…ダメじゃないよ…」
流れで一緒に部屋に入ることに。
秀「お母さんとかいないの？」
「うん、今日は仕事。」
秀「尚更上がらせてもらって良かった…一人になるところだったろ？」
「うん…」
秀「着替える？」
「えっ…あっ、うん…」
秀「じゃあ廊下出てるから、着替えたら呼んで？」
「分かった。」
持ってるもので1番可愛い部屋着に着替えて秀太くんを呼ぶ。
秀「じゃあ横になろう。」
言われるがままベッドに横になるとタオルケットをかけてくれる。
秀「昨日腹出して寝てたんだろ？」
「ち、違うよ！」
秀「ハハッ、まぁ、お腹温めておきな？」
「うん…」
秀「少し寝る？」
「眠れるかなぁ。」
秀「眠れるまでここにいるから。」
だって…本当は具合悪くないんだから…
だけど秀太くんがお腹に置いてくれた手が温かくてだんだんと睡魔が襲って来た。
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mamechan(プロフ) - AAA秀ちゃん真ちゃんにっしー推しさん» お久しぶりぶりです!いつも嬉しいお言葉をありがとうございます(*^^)これからも宜しくお願いします(≧∇≦) (2020年10月2日 11時) (
レス) id: 45c8050392 (このIDを非表示/違反報告)
AAA秀ちゃん真ちゃんにっしー推し - お久しぶりです！コメント久しぶりにします！ずっとコメント出来なくてすいません(´･_･`)でもずっと読んでました！どれもすっごく良くて大好きです！これからも応援してます！ (2020年10月1日 22時) (レス) id: 47361d4ad7 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：mamechan | 作成日時：2020年9月17日 9時
