高地家の日々〜part5〜

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大我side





北「じゅりあーん」



樹「あー」





自分のおかずをフォークで刺して樹の口に運ぶ北斗

多分5回くらい見たと思う

樹は寝ぼけてんのかほとんど目開いてないしされるがままの状態





「ほっくん自分で食べな？」



北「だってじゅりたべないんだもん」



優「樹今から食べるからいいよ、ありがとう」





兄ちゃんが戻ってきて樹の前に皿とフォークを置き、席に座る





北「ほくのわ？」



優「朝ごはん全部食べ終わってからね」



北「はーい」



慎「しょっぴーと涼太何時にくんの？」



優「お昼過ぎくらいかな」



ジ「今日お泊まりか！」



樹「えっ、そうなの？」



「昨日言ったじゃん」



優「というわけだからこの後みんな部屋の掃除手伝ってね」



大.樹.ジ.慎『りょーかーい』



北「はーい！」



優「ありがとう」



北「りんごたべたい！」



「お皿の中ないないしてからね」



北「たいがあーん」



「ちょっ、、、」





北斗の方を向くと口の中に無理矢理お皿の中に残っていたトマトを入れられた





北「ないない！」



慎「強引だな笑」



「食いたくないだけだろ」



北「おいし？」



「美味しい」



北「んへへっほっくんいいこだね〜」



ジ「DA-HAHAHA！自分で言っちゃってるよ笑」



樹「ほくちゃんあーん」





樹が北斗の前にリンゴを持っていくと、嬉しいそうにガブリついて一生懸命もぐもぐしている





樹「美味しいねー？」



北「んっ！」



ジ「かーわーいーいー！リスみたい」



「たしかに…笑」





口をパンパンにして咀嚼する姿はリスそのもの

まぁ、とりあえず写真は撮るよね





優「はい、これほっくんのリンゴ」



北「ありがと！」



優「どういたしまして」





いつの間にか兄ちゃんがキッチンから小皿に入ったリンゴを持ってきて北斗の前に置く





樹「師匠は泊まりに来ないんだな」



ジ「岩もっちゃんのとこ家族旅行行くんだって」



慎「俺らも最近行ってなくない？」



北「いきたーい！」



優「また今度な」



「絶対行かないやつじゃん」



優「時間取れたら行くよ」



北「たろちゃんりんごたべる？」



慎「ぽんぽんいっぱいになっちゃった？」



北「ぽんぽんいっぱい！」





自分のお腹を叩いて可愛く訴えてくるおチビちゃん

全員が頭抱えたのは言うまでもない

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