日記１２１ ページ2
おっと、これは早くも完全に想定外だ。想像の3倍くらいデカいんすけどそれは
『思ってたのと違う』
「なんか、可愛げねぇよな」
「あんたら2人何言ってんだ！」
部下からの鋭いツッコミにご最も、と頷き再度ホウオウを見上げる。私の読みが甘かったな。ちゃおチュールあげたら懐くかな、とかそんな生温い考えだった
『……どうします？』
「どうするって……こいつに悩まされてんだろ？意地でも追い出さなきゃ酒貰えねぇし」
『どうやって？』
「そりゃ……どうするかなぁ」
『ですよねー！』
呑気に世間話しているようにも見えるが違うぜ。四皇様は別にこんなデカブツ今まで何度もお目に掛かったかもしれないが、元一般JKには中々ハードルが高い。ゾンアマにも居ねぇぞ
「ピカ！ピカチュ！」
『ちょ！相棒危ないって！』
私の肩から飛び降りホウオウの元へ走る相棒。ピカピカ鳴いているあたり……恐らく説得に行ったんだろう
「ピカ！ピカピーカチュ？？」
「………」
『便乗するけどホウオウくん？さん？……どっちでもええや。君が暴れ回るせいで村の人夜もゆっくりおねんね出来ないらしいのよ
申し訳ないけど、お引越し出来る？』
恐怖心を根性で押さえ込み私も説得に向かう。相棒がこんなに頑張ってるんだ……主人も頑張っちゃうぜ！
『ね？ほらここ焼け野原だし……欠陥住宅もいいところっしょ？食べ物に困らない場所に移住した方がお互いWIN WINじゃない？』
思ったより聞き分けの良い子だ。じっと私を見据え話に頷いてくれる。これは稀にある平和的に物事が解決するパターンか……
と、数秒前まではそんな希望を抱いていた
「ピュオオオオオ！！！！！」
突如口から紅い炎を吐き出し私達を威嚇する。威厳に満ち溢れたその顔は伝説と謳われるに相応しい表情だったが
『なんでぇ！？ねぇ！今のどこにキレる要素あった！？え！？私なんかした！？』
はた迷惑なやつだ。黙って引き下がれば攻撃しないのに……
「はっはっ！見事にふられたな！」
『そういう事を言ってるんじゃないです！１回焼かれてみてはいかがでしょうか！？』
「遠慮しとく！」
やっぱりいつものパターンだ。否が応でも戦闘は避けられないのか……
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チョコ＆ピーナッツ(プロフ) - 龍影雫さん» ありがとうございます！！ノロノロ更新ですがこれからも頑張りますね！ (2020年6月27日 23時) (
レス) id: 131b6cb561 (このIDを非表示/違反報告)
龍影雫(プロフ) - めっっっっちゃ好きです!!ONE PIECE×ポケモン意外とイケますね！これからも更新頑張ってください！たとえゆっくりでも気長に待ってます!!!! (2020年6月25日 16時) (レス) id: 3ae87b76e5 (このIDを非表示/違反報告)
チョコ＆ピーナッツ(プロフ) - またるさん» ありがとうございます！！ノロノロ更新ですがこれからもお付き合い頂けると嬉しいです！ (2020年6月25日 0時) (レス) id: 131b6cb561 (このIDを非表示/違反報告)
チョコ＆ピーナッツ(プロフ) - りえさん» 一気読みですか！！！？わぁありがとうございます！！これからも頑張りますね！ (2020年6月25日 0時) (レス) id: 131b6cb561 (このIDを非表示/違反報告)
またる - 面白かったです！これからも頑張ってください！ (2020年6月23日 17時) (レス) id: 15db7b492a (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：チョコ＆ピーナッツ
| 作成日時：2019年10月10日 18時
