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数日後
Aさんに言われた通り
もらった薬をきちんと飲んだので
あれから体調は悪化せず元気を取り戻した。
あの日
俺が体調崩してAさんに迷惑かけた日は
ミンソクという邪魔が入って
色々中途半端に終わったけど
このままで終わらす訳にはいかない…
あの時連絡先聞いておいてよかった
って…
聞いた訳ではなく
勝手に登録したんだけど…
今日午後からオフなので連絡しようと
自分の中で決めている
仕事でもお昼休みには連絡取れるはずだし…
もしもし…
こんにちは！
お久しぶりです！
この間はありがとうございました！
チャンミンです！
仕事中も電話での第一声は何がいいか考える
多分難しい顔してたんだろう
ヒョンが「？」な顔で俺を見てる
何でもありませんよ
気にしないで下さい…
事務所での打ち合わせが終わり車に乗り込む
誰にも邪魔されず
思った時間に電話できる場所を考えたら
ここが1番だと思った訳です
何度か咳払いをしてから
登録した番号をタップする
何度か呼び出し音が鳴った後
「もしもし？」
久しぶりに君の声が聞こえた
よかったでてくれた
さっきまでなんて言うか考えていたのに
頭が真っ白になった
CM「あっ…僕です…」
「チャンミンさん？」
僕ですってなんだよ…
自分でもあきれる…
「どうかしましたか？」
CM「Aさん…今何してますか？」
「えっ？私ですか？私は今日お休みなので
部屋のお掃除を…」
CM「30分後迎えに行きます！」
「えっ？どういうことですか？」
CM「今言った通りです！
あっ！言っておきますが、
ミンソクにいちいち言わなくていいですから」
「えっ？ちょっと待って迎えにって…」
CM「早く準備しないと着いてしまいますよ！
それでは後ほど！」
はあー
頭の中で考えてた会話とは全く違っていましたが
結果オーライということにしておきましょう
まさか休みだったなんてラッキーでした
この間ミンソクに送ってもらった時
道はしっかり記憶しました
そして帰ってからグーグルマップで
しっかり復習したから覚えました。
事務所から30分もあれば余裕で着く場所だから
ありがたいです
これから足しげく通うことになるはず…
そうなるためには
久しぶりのこのドキドキやら
キュンキュンやらの感情を
受け入れてもらわないと…
そのためには行動あるのみ
久しぶりに頑張ってみたいんだ
君のために…
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作者名：ギュライン | 作成日時：2019年5月23日 21時
