同じ気持ちなのが嬉しくて KH ページ28
(キュヒョンサイド)
同じ気持ちでいてくれた事が
どれだけ嬉しかったことか…
好き？って聞いたら頷いてくれて
それはそれは嬉しんだけど
目の前で真っ赤になってる
可愛いいAを見たら
意地悪したくなったというか…
言わせたくなったんだ
好きって…
何度も頷いてくれるから
好きは伝わってるけど
やはり君の声で聞きたいんだ…
目を瞑り
ぎゅっと自分の手を握りしめ
真っ赤になりながら
震えてる？
勇気を出してやっと伝えてくれた“好き”は
それはそれは小さな声だったけど
俺にとっては今までで一番と言っていいくらいの
嬉しい好きで…
気づけばAの頬に触れ引き寄せて
唇を重ねていた…
そこからはもう勝手に身体が動いてて
何度も何度もキスを交わし
キスを交わす度に
もっともっとと君が欲しくなる…
でもこれ以上はさすがに…
今俺が持ち合わせてる理性を総動員させて
ゆっくり唇を離す
離れ難かったけどなんとか理性を保ちながら…
離れた瞬間もう君が欲しくて…
そんな気持ちをグッと堪えて
もう一度伝えたくて好きって言って抱きしめたら
君からの好きとぎゅっと抱きしめ返してくれるなんて…
カーーっと身体が熱くなるのがわかった
さっき総動員させた理性を上回る衝動が押し寄せる
だめだ…
だめに決まってるだろチョキュヒョン
でも…
このまま…
ホテルの部屋に２人っきり
それもベットの上
お互いが思いあってるとわかった今
こんな可愛いいことされて
離れられる男いる？
ドサッ
勢いに任せてAをベットに倒して
抱きしめたまま一回転
ベット中央まで転がって
ベットの上で仰向けに張り付いたAに
覆い被さるかたちに…
上から見下ろしたAは
何が起こってるかわからない様子で…
そんなAに優しく宥めるようにキスしたら
ゆっくり目を閉じて
ほんとにこのまま…
首すじに顔を埋めると
甘い香りがたちこめて
ほんとにこのままの勢いでいってしまおう…
と唇を這わせたら
「先輩…」
今にも泣き出しそうな震えた声にはっとした
そりゃーそうだよ…
そうだとも…
何やってるんだよ…
KH「ごめん…調子にのりすぎました…」
ベットから飛び降りて謝ると
ゆっくり身体を起こすA
KH「ごめん…」
もう一度謝ると
首を左右に振ったA
それは怒ってないよって事？
ほんと俺何やってるんだか…
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作者名：チームギュ | 作成日時：2017年4月30日 9時
