食堂のお姉さん！【呪術廻戦】

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狗巻side

｢棘りん｣
｢とげとげ｣

｢おかか｣

お昼ご飯リクエストして。って言うから
思いつかないし、Aのお手伝いしながら考えてるんだけど、
新しいあだ名考えるって言い始めて
10分が経った。


｢とげぷー｣

｢すじこ、おかか｣
なんかふわふわしててやだ。って言うと
かわいいじゃんってほっぺ膨らましてる

｢なんだ、棘のあだ名か？｣
真希とパンダが合流してきて、
とげぷーって、あだ名はどうかの審査会が始まった
｢とげぷーは、、棘の見た目的にも合うけどな｣
｢でしょー！でもふわふわしててヤダって言うの！｣


｢あ、じゃあ、とげピ は？｣
パンダがうーんって唸ってから、はっ！ってひらめきポーズしたと思ったら、
また似たようなのを出てきた

｢流行ってんだろ？｣
｢あー、彼ピみたいな感じ？｣
｢イントネーションどんな感じなの？｣
｢えー？舌ピみたいな感じじゃない？｣

パンダとAが彼ピって単語1つで宇宙作り始めて
最終的に宇宙猫みたいになっちゃって
意識戻させるのが大変だった

｢ごめん、セルフ無量空処に入ってた、彼ピねぇ、｣
｢ねぇ、Aって彼氏いたことあんのか？｣

どストレート聞く真希に、
はははってから笑いして答えるA

｢中学生の時にいたよ。
3人いたけど全員手繋ぐ前に振られた。｣

わぁ、どんまい

｢浮気されたとか？Aが喧嘩したらおっかねぇもんな｣
｢その時喧嘩したこと無かったよ、
当時の彼氏とも、周りとも


でも謎だったんだよね、

私を振るとき皆、顔青ざめて、
『僕のことは記憶から消してください』って言ってくるんだ。｣

なんだそれ、

｢飽きたから別れろーとかじゃないし、
てか顔青ざめるとかお腹痛かったのかな｣

｢3人とも別れ話する時腹壊すわけねぇだろ｣
｢その時他に変わったこと無かったのか？｣

｢んーーー、あ、振られ話されて家帰ってくると、
さとるが、やけにニッコニコ笑ってて機嫌が良かったな。振られたって話した訳でもないのに｣

それ確定じゃん。確実に別れさせたよね。悟が。

可哀想すぎる、、、
てか普段は勘が鋭いのに自分のことになると
勘なんてお母さんのお腹に置いてきましたってレベルで、頭ぽややんってしてるもんな、

｢すじこ。明太子しゃけ(どんまい。お昼はカレーが良い)｣
｢え、ねぇ今のタイミングでリクエスト？
まぁいいや｣
カレーカレーって言いながらキッチンに入ってくA






｢ほんと、ここはいつ来ても平和だな｣
｢しゃけ｣

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