食堂のお姉さん！【呪術廻戦】

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乙骨side

｢おまけでこれあげる〜
ほら兄ちゃんも。オレンジ味の飴ちゃん｣
｢あ、ありがとうございます｣
お肉屋さんで飴貰うし、
魚屋さんは活きのいいお魚数匹
八百屋さんもトマトとか、おまけだよーって。
Aちゃんは、そんな申し訳ないしいいよって言ってるけど、みんな押しが強い。

｢沢山貰っちゃったね｣
｢だねー、おかげでたくさん料理作れちゃうね｣
｢やったぁ！そういえばさっきお肉屋さん、白髪兄ちゃんって言ってたけど、｣
｢そー、さとるが買い物一緒に来てくれてたの。
まぁでも今日はすんなり買い物終わったから良かったよ。さとると来るとだいたいスーパーでお菓子コーナーに留まるから、、、｣

あぁ、なんか想像つくよ、、、、

幼稚園児とか小学生の子供たちに紛れるようにしゃがんでお菓子選んでる五条先生と、
溜息ついてるAちゃんの姿



｢さてさて、憂太のために沢山作りましょうか｣
割烹着着て鼻歌しながら調理し始めるAちゃん
カウンターでじーって見てると
椅子座って待っててって言ってきた
大人しく椅子に座って、テレビつけて見てると

トントントンって野菜切る音に、
コトコトと鍋からの音
味噌とか生姜とか、美味しい嗅ぎなれたにおいに
お腹がきゅるるるって鳴ってる

久しぶりに気を緩めれたからなのか、
眠くなってきた



｢ 寝ちゃってる｣
ふわふわと頭撫でてくれてる感覚に
もう少し甘えていたくなる
ほんと不思議なんだよなぁ、
呪術師なのに、明るくて、暖かくて、、
向こう帰りたくないなぁ

｢あっ！ごめん！寝てた｣
｢疲れてたんでしょ？買い物付き合わせちゃったし、｣
｢ううん、買い物は良い息抜きになったよ、ありがとう｣
僕の頭から手放しちゃって、ちょっとさみしい
｢もうちょっと頭撫でて｣
だめ？って後押ししたら、しょうがないなぁって
なでなでしてくれた
｢目の下の隈、ちょっとは取れたね｣
｢ん。｣
きゅるる、
｢あ、お腹なった、ご飯食べる｣
｢はいはい。ご飯好きなだけよそって。｣
くすくす笑うAちゃんの後ろついてってキッチンに入る
はい。ってしゃもじとお茶碗渡された
｢あ、僕のお茶碗、、、｣
｢あれ？これだったよね｣

覚えてくれてたんだ、
｢うん。ありがとう｣

カツ丼メインに
大根の煮物、鶏肉と卵の甘辛煮漬け、切り干し大根
肉じゃが、お浸しをおかずに、
野菜たっぷりのお味噌汁。
これだよ、食べたかったのは！！！

はぁ、一気に満たされる。
僕も食堂で働きたい。

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