Being fucked by sweet poison 2【梵天】 (ページ32)

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だらけてるお兄ちゃん2人が早く傷も治るように
美味しいご飯作ろうとカクちゃんに頼んでお店に連れてきてもらったのは良いものの、何作ろう。

はるちゃんが連れてってやるって言ってくれたけど
お兄ちゃん2人から、
はるちゃんじゃなくてカクちゃんに連れてってもらえってご指名があった

｢ほんと、お兄ちゃん2人ってさ
はるちゃんの事好きだよね。
あぁやってはるちゃんの反応見て遊んでんの｣

｢そうだな、ずっとあんな感じだよ。昔っから｣

｢カクちゃんの事も好きだよね。
何かと気にかけてる気がする
親戚のお兄さんって感じのポジションで見てるって感じ
まぁ私の勝手な想像だけどさ｣

｢まぁ、蘭が兄貴気質なとこもあるしな｣

カートを押しながら広い店内を練り歩く

｢何食ってたんだ？｣

｢退院した日と次の日はとりあえずお粥で、
一昨日はうどん、昨日は、牛タン食べたいって言うから
3人で仙台行ってきた。｣

｢は？退院して4日目で仙台旅行ってなんだそれ｣

｢そういう反応になるよね、｣

｢アイツらはなんか食べたい物は言ってなかったのか？｣

｢手作り食べるってしか言ってなくって、｣

｢あー、…リクエストしろって電話かけてみろ｣
カクちゃんが代わりにカート押してくれて
りんちゃんに電話かけたらスピーカーにしたのかわからないけど蘭ちゃんが名前呼んできた
『えー？リクエスト？迷うなぁ』

『あ、じゃあ俺、夕飯はハンバーグ食いてぇ』

｢りんちゃん、お昼飛ばして夕飯のリクエストしないでよ、じゃあ夜ご飯はハンバーグね｣

『昼は蘭ちゃんのリクエストなぁ♡
んー、さっぱりしたやつ』

｢大雑把だな｣

『あ、A』

｢ん？｣

蘭ちゃんと電話終わって
野菜を見ながら次々とカゴに入れていく
｢決めたのか？｣

｢うん。お昼はサラスパにする。
あとハンバーグの材料と、｣

お兄ちゃん2人お酒も飲むだろうしツマミになる小料理も。

｢あと卵と、｣

｢あれ？Aちゃん、こんなとこで会うなんてな｣

｢え、ドラ…さん｣

｢青い猫型ロボットみたいな呼び方やめろ。
千冬とはどうなんだ？アイツ最近ずっと上の空だからよ｣

前に夜すれ違った時の事言われるかと思ったけど忘れてるのか、千冬さんのことを聞いてきた
カクちゃんの気配が消えて後ろ見てもカートを押してくれてたカクちゃんがいなくなってる

｢告白したとは聞いたけどよ、Aちゃん返事してねぇんだろ。そろそろ返事してやってよ。仕事手つかねぇらしいから｣

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