92nd Love ページ47
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山彰「果歩まこっちゃんにめっちゃ怒られたくない?笑」
「そうですよ、皆に散々ぶちまけてスッキリしたと思ったら急に説教始まるんですもん」
山彰「それで果歩が拗ねてたから次の日こうやって2人で歩いたんだよね」
「めっちゃ足筋肉痛だったのに…」
山彰「いやいや、俺だって疲れてたから」
全員で号泣しながら弱音や不満をぶちまけたあの日。
「ここまで頑張ってくれてありがとう」とも言われたし「これからも一緒に頑張ろう」とも言われた。
慎も私の横で大号泣してたくせに、話に一段落ついたら今度は怒り始めて。
「昂秀とは同い年なんだから縮こまること無いでしょ!」とか「ルート事に分かれた意味ないじゃん!」って散々言われて、最終的には私がいじけることになって、次の日の朝に山彰さんが散歩行こうって言って連れ出してくれた。
学生の頃から一緒だったサポメンには沢山お世話になったし、いつも支えてもらってるけど。
やっぱり今の私がいるのは山彰さんがいたから。
普段はイタズラばっかしてくるし毎日のように私をいじめてくるけど、実はすごく優しくて頼りがいのある人。
こうやって追いかけて来てくれるとことか、私の我儘に付き合ってくれるとことか。
戦友でもなく相方でもない、兄貴的な立場で見守ってくれる山彰さんが私は大好きで、私にとって凄く大切な人。
「bffですね、山彰さん」
山彰「ボーイフレンドフォーエバー?」
「ベストフレンドフォーエバー」
山彰「俺先輩だからね?」
さっきより少しだけ緩くなった緊張感。
山彰さんがどんな思いでこの思い出話を掘り出してくれたのかは分からないけど、この日が私たちの原点だった。
私の本音を打ち明けれたのも、山彰さんとこんな関係になれたのも、昂秀と仲良くなれたのも。
どんな事があってもRAMPAGEは17人じゃなきゃいけない。
それを知ることができたあの日が私たちのスタート地点。
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如月亜莉亜(プロフ) - ものすごく続きが気になってしまいますねこのお話 これからも更新頑張ってください! (2020年5月12日 7時) (レス) id: cba40d4c9c (このIDを非表示/違反報告)
ゆーりん(プロフ) - 何度も申し訳ないです!あくまで私の妄想ですので、ルルさんの書いていくストーリーを楽しみにしております!^^ (2020年4月3日 10時) (レス) id: 2d56bc9a3d (このIDを非表示/違反報告)
ゆーりん(プロフ) - 「作者より」のページも読ませて頂きました!ルルさん☆私、慎推しですがその次は山彰が好きでして( ^ω^ )なのでルルさん提案の山彰賛成です☆主人公ちゃんがルートCで、山彰との絆もあったりして山彰リスペクト&ヒーローだったら素敵だなって思っちゃいました^^ (2020年4月3日 10時) (レス) id: 2d56bc9a3d (このIDを非表示/違反報告)
ゆあ(プロフ) - まこ、、心が痛い (2020年4月3日 2時) (レス) id: 0e803c254a (このIDを非表示/違反報告)
ゆーりん(プロフ) - お返事ありがとうございます!物語がゆっくり詳しく進んでいくのが凄く嬉しいです☆キュンキュンでワクワクで最高です!これからも楽しみにしていますね!更新頑張って下さい☆応援しています!^^ (2020年4月2日 8時) (レス) id: 2d56bc9a3d (このIDを非表示/違反報告)
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作者名:lulu.etoile | 作成日時:2020年3月20日 20時