短編1「無駄な抵抗をするな！お前は包囲されている！←言ってみたかった」 ページ31
ユリカ「おぉ、やっとか」
中村「えー…。ねぇA、やっぱ俺にしない？」
A「え、なにこの反応」
平助「なんか、全然驚いてない。しかも中村に至っては早々に口説いてる」
今まで良くしてくれたユリカと中村に私と平助の状況報告をしたのだが、
二人は別に驚きもせず。
ユリカ「もーあんた達なんか昔から付き合ってたようなもんじゃないのよー。見ててじれったかったわぁ」
中村「うん。それは思ってた。今更なんじゃいって感じ」
ユリカと中村がだるそうに言った
A「そんなもんすか…」
なんだぁ、驚かせようと思ったのに。と、私と平助。
そんな時、
あ、そういえば、と中村が思い出したように口を開いた
中村「今日は二人仲良く登校ってわけか。いやぁ青春だねぇ」
言い方おっさんか
ユリカ「まぁ、藤堂にしては頑張ったんじゃないの？
でも、どうせ手をつなぐなら恋人繋ぎじゃないと駄目だよね」
「「はぁ！？」」
登校…したけど！
て、手をつないだことはべっ別に！
「「なんで知ってんの！？」」
ユリカ「ふふん」
ユリカは、自分の携帯を私たちに見せつけた
あ(察し)←
…恐るべし携帯
……恐るべし現代社会
ユリカ「君たちは現代社会の通信機器というものに包囲されているのだよ(キラ」
平助「皆に知られるのは嫌だけど…変な虫防止にはいいかも」
中村「何故俺を見る」
ユリカ「お、平助くん。そのちっさい脳ミソ、よく頑張って働かせたな。
その通りだよ。この状況をいい方向に見ればいいだろうフハハ」
平助「無駄な言葉が多い」
ユリカと中村は相変わらずだ
中村「ねーなんか俺見てきたんだけどー」
ユリカ「知るかこっち見るな」
中村「俺泣くよ」
二人が言い合いをしているのを、微笑ましく見ている時
平助が私の耳元でつぶやいてきた
平助「それに、皆に見られたくないなら、二人きりになれば良いもんな」
ふ、ふた、二人きり…
A「…ッ〜〜//」
平助「真っ赤」
A「うるさいっ！」
平助は照れ屋なのか攻めなのか奥手なのかワンコなのかもうよくわかんないよ！！？
ユリカ「あら、私たちの前でイチャつかないでよ。
中村「独り身の自分が哀れになる」
_____無駄な抵抗をするな！お前は包囲されている！←言ってみたかった_____END
終わり
ログインすれば
この作者の新作が読める(完全無料)
←あとがき
この小説をお気に入り追加 (しおり)
登録すれば後で更新された順に見れます 28人がお気に入り
お気に入り作者に追加
違反報告 - ルール違反の作品はココから報告感想を書こう！(携帯番号など、個人情報等の書き込みを行った場合は法律により処罰の対象になります)
雪(プロフ) - ほかの小説も頑張ってください！応援しています！ (2015年3月29日 21時) (
レス) id: 37997909b6 (このIDを非表示/違反報告)
ドラごん(プロフ) - 雪さん» 本当ですか！？嬉しいです！励みになります！ (2015年3月29日 21時) (レス) id: 19ae749365 (このIDを非表示/違反報告)
雪(プロフ) - はじめまして！読んでいてキャーってさけびそうでした!!凄く楽しかったです！ (2015年3月29日 19時) (レス) id: 37997909b6 (このIDを非表示/違反報告)
ドラごん(プロフ) - 薄夜さん» ありがとうございます泣 (2014年10月19日 15時) (レス) id: ee7dfc4505 (このIDを非表示/違反報告)
薄夜 - 面白かったよ。 (2014年10月15日 22時) (レス) id: 3978161a67 (このIDを非表示/違反報告)
作品は全て携帯でも見れます
同じような小説を簡単に作れます → 作成
この小説のブログパーツ
作者名：ドラごん | 作成日時：2013年9月4日 17時
