【あんスタ】誠に僭越ですが！！《七種茨》（１５-２）

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NIKI




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スタッフ「最後の特効、タイミング合わせろよー！」







スタッフ「下手のスピーカー、音割れしてるぞ！確認しろー！」








スタッフ「照明からレスポンスありました！」







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もう終わりが近いにも関わらず


バタバタと慌ただしいスタッフさんたち。






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スタンバイする僕たちも、


Edenの最後の曲を


しっかりとモニターで確認していた。





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燐「…………、」






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燐音くんに至っては、モニターの真ん前に立って


映像に釘付けだった。





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Hi『ですので、“最終判断”を天城に求めます』






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HiMERUくんがこう言って。






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燐音くん、ちょっとは小難しい顔でもするのかな。



なんて、考えたのは杞憂で。








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燐『バカ言え』








燐『男に二言はねェんだよ』






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清々しいくらいの男前の笑顔だった。






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Hi『そうですか』








Hi『それを聞いて、安心しました』






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その時のHiMERUくんも、何だか嬉しそうだった。






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スタッフ「皆さん、そろそろスタンバイお願いしまーす！」






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進行担当スタッフさんから声がかかる。







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一瞬、ハッとした様な素振りを見せた燐音くんだけど


すぐにいつものニヤッとしたあの笑顔。





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燐「よっしゃ、行くぞおめェら！」





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燐「飛んで火に入る夏の虫！自由気ままなCrazy:B！」






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燐「最初で最後の大博打の大確変といこうじゃねェか！キャッハッハッ☆」









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桜「こないな時でも、パチンコの例えかいな」








Hi「本当に下品極まりないですね」








椎「ナハハ〜、でもまぁ、それが燐音くんっすよねぇ」







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僕たちは相変わらずな燐音くんに


相変わらずそれぞれ文句を言いながら。






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自然と集まり、輪を作って。







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手のひらを重ね合わせた。





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