【あんスタ】誠に僭越ですが！！《七種茨》（１５）

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JUN





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七「明日は最終の前日リハーサルです」








七「Crazy:Bが先にステージ調整を行い、その後自分たちの順が回ってきます」








七「ライティングや特効装置、曲目の尺、衣装」








七「すべて当日同様の調整を予定しております」








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レッスン後。







黙々と後片付けをしながら、


淡々と話す茨。







ドリンクボトルの回収は俺も手伝っていた。





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乱「…いよいよだね」








巴「フフッ、凪砂くん気合いが入っているねっ」








乱「…どんな時でも気合十分だよ」





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乱「どんなステージだろうと、誰が相手だろうと、私は決して手を抜いたりなんてしない」








乱「万人を楽園へと導く、それが私たちEdenのつとめだから」








巴「さすが、僕たちのリーダーだねっ♪」






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いつになくナギ先輩もおひいさんも


機嫌が良いように思えた。






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七「では、各々体を冷やさないように」






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「お疲れさまでした」と茨は


人数分のドリンクボトルとタオルを持ち、


ひと足先にレッスン室を出て行った。






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今日は手伝うと言っても、イマイチな反応だった茨。









こういう時は何を言っても無駄だから、


俺もしつこくしねぇで、茨に任せる。






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……に、しても。






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漣「なぁ〜んか、ピリピリしてません？」






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漣「まぁ別に、あいつはああいう裏仕事とか雑用も好きなんでどうってことねぇと思いますけど、」







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漣「他が手一杯なんだから、なにも全部自分でやらなくても」







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漣「俺らだって、何も出来ねぇわけじゃねぇってのに」







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更衣室に向かう道中、


“それ”を先輩方ふたりに愚痴った。






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