検索窓
今日:1 hit、昨日:34 hit、合計:74,938 hit

。。。53 ページ5

IBARA









−−−−−









.









自身の撮影順を終えたジュンが


ペットボトル片手に寄ってきた。









.









.









七「自分は別に、閣下にそのような発言はしておりませんよ」








漣「あ、そうっスかぁ」









.









そちらから声を掛けてきたというのに


興味なさそうに返される。









が、今の俺は


それを不満には思わない。









.









.









漣「何でスマホ見ながら、鼻の下伸ばしてんスか?」









.









七「えっ。」









.









.









「何、見てんスか?」と


不意を突かれ、ヒョコッとジュンが


俺の手元のスマホを覗き込む。









.









.









漣「なるほど」









.









漣「だからナギ先輩にあんなこと言ったくせに、上機嫌なんスねぇ」









.









.









七「あーっ!!」








七「や、止めてください…!」








七「プライバシーの侵害でありますよ!?」









.









慌てて画面を隠すが、遅かった。









.









.









漣「今日の仕事は、意地でも巻きで終わらせるつもりっスね」








七「なっ、」









.









ドヤ顔のジュンが少し癪。









.









漣「その待ち合わせ、俺も行って良いっスか?」








七「問答無用!」








七「ダメに決まっております!」









.









.









俺が拒否すると「ケチ」と言いながら


ケラケラと楽しそうに笑っていた。









.









.









ジュンに見られたのは、


AさんとのLINEのやり取り画面。









.









.









七【では、ES前で落ち合いましょう】









.









.









実は、今夜。









軽い打ち合わせと称し、


Aさんと食事をする約束を


俺は取り付けていたのだった。









.









.

。。。54→←。。。52



目次へ作品を作る感想を書く
他の作品を探す

おもしろ度を投票
( ← 頑張って!面白い!→ )

点数: 9.8/10 (75 票)

この小説をお気に入り追加 (しおり) 登録すれば後で更新された順に見れます
584人がお気に入り
設定タグ:あんスタ , Eden,Crazy:B , 七種茨   
作品ジャンル:恋愛
違反報告 - ルール違反の作品はココから報告

感想を書こう!(携帯番号など、個人情報等の書き込みを行った場合は法律により処罰の対象になります)

ニックネーム: 感想:  ログイン

作品は全て携帯でも見れます
同じような小説を簡単に作れます → 作成
この小説のブログパーツ

作者名:じまさき | 作成日時:2020年10月18日 16時

パスワード: (注) 他の人が作った物への荒らし行為は犯罪です。
発覚した場合、即刻通報します。