【あんスタ】誠に僭越ですが！！《七種茨》（２） (ページ28)

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IBARA

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このESビルが本格的に

“アイドルの拠点”として始動してから、

実に目まぐるしい日々。

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また、1年という月日は

Eden、基、コズプロ、

そして俺自身を

成長させるには十分過ぎた。

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七『自分自身も、あなたに相応しい、』

七『隣にいても遜色ない者になってみせます』

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七『なので、』

七『それまで、待っていて欲しいんです』

七『自分必ず、お迎えに参ります』

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あの日から俺は、

この約束を忘れたことはなかった。

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本当は、今すぐにでも

もう一度しっかり自分の想いを伝え、

Aさんと日々を過ごしたい。

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しかし、ダメだ。

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まだダメなんだ。

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俺は、まだまだやれるから。

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こんなところで妥協したくないという

ビジネスマンとしての

プライドが立ちはだかる。

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そんな俺と、P機関で

益々活躍の場を増やしているAさんは

ウィン・ウィンの関係に違いないのに。

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このところ、“周り”が

やけに気になって気になって

仕方がなかった。

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