【あんスタ】誠に僭越ですが！！《七種茨》（２） (ページ19)

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HiMERU

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「…………………何？」

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Hi「ですから、」

Hi「HiMERUの個人的なプロデュースも、」

Hi「Aさん、あなたにして頂きたいのです」

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俺がそう言うと向かいに座る

若干懐疑的な顔をした彼女は

パチパチと、二度三度瞬きをして。

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「いや、」

「それはやらないよ…？」

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自身で発言しながら首を小さく傾げた。

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Hi「何故でしょう？」

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「逆に、個人的にってどういうこと？」

「Crazy:Bとしてじゃなくてってこと？」

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俺の問い掛けにしっかり返してくる辺り、

さすが“敏腕”は違うという印象を受けつつ。

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Hi「HiMERUが元はソロ活動をしていたことはご存知ですか？」

「小耳に挟む程度には」

Hi「でしたら、話が早いですね」

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Hi「HiMERUは何よりもファンを第一に考えています」

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Hi「HiMERUのファンの方々は、」

Hi「“ソロアイドル”としてのHiMERUが好きなのです」

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Hi「なので、Crazy:Bとしてのプロデュースとは別に」

Hi「HiMERUのソロのプロデュースもして頂きたいのです」

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にこやかに。

差し障りなく。

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不審がられないよう

俺は自分の“思惑”を述べた。

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