[刀剣乱舞]ブラック本丸に行ったら竜に好かれた

龍が9匹 ページ9

[Aちゃ〜ん！久しぶり！！元気にしてた？
Aちゃんが見習い終わってから暇だよ〜！！]
「露(ﾂﾕ)さん、元気そうで何よりです」

そう、とある本丸とは私が前お世話になっていた本丸のことである。審神者名露。審神者歴は5年で、
初期刀は山姥切国広。現在の近侍は変わらず山姥切国広。ビデオ通話だから露さんの顔しか見えてないが

[うるさかったらすぐに通話を終わっていい]
「大丈夫ですよ、山姥切殿。」
[で、で！新しい本丸はどう？初期刀は蜂須賀虎徹？]
「え？」

露さんが何を言っているのか頭が追いつかなかった。多分露さんは私がブラック本丸に行っていることを知らない。時の政府は何も伝えていないのだ

「露さん、私は今政府の命で黒本丸に
来ています。だからここが私の本丸ですよ」
[………今なんて言った？]
「ですから、私の本丸」
[その前]
「黒本丸」

大倶利伽羅が隣でボソリというと、露さんは
カメラに顔を近づけた。まぁ、いきなりだから引く。

[あんたらその子に手なんか出してないわよね]
「俺はこいつに命を救われた。」
「俺もだ。守ると誓おう」

2人にそう言われて、私は少しくすぐったいような感じになった。露さんも満足そうにうなづいている

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