THE RAMPAGEの美少年は紅一点？！Part4 (ページ25)

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SIDE：北人

愛知でのリリースイベントが無事に終了して、北海道に移動するために空港にみんなで向かう。

空港に着いたら沖縄組と北海道組に分かれるわけだけど、すでに陣さんや陸さんからまこっちゃんがテンション下がっているというLINEをもらっていてちょっと気が重い。(笑)

佐藤マネ「じゃあ、北海道組は向こう着いたら前田マネがいるから。気をつけて行ってきてね。」

先に沖縄組が搭乗口の方に向かおうとした時、Aがやってきた。

『北人さん、荷物になっちゃって申し訳ないんですけど、これまこに渡してください。』

北人「何これ？」

『まこが好きな愛知のお菓子です。(笑)』

北人「...これでまこっちゃんの機嫌直る？」

4日前にまこっちゃんも愛知に来てるんだから、これでご機嫌が取れるとは思えずAに疑いの目を向ける。

『多分？(笑)』

北人「え、俺やだよ？これ渡して八つ当たりされるとか。」

健太「A？行くよ？」

『北人さん、お願いしますね？(笑)』

健太さんに呼ばれて半ば押し付けるようにして持たされてしまった愛知のお菓子... 仕方なくそれを持って飛行機に乗り込んだ。

飛行機に乗っている時間はあっという間で北海道に着くともう他の北海道組は到着していた。

前田マネの指示で手配してもらったタクシーに乗るわけだけど、まさかのまこっちゃんと陸さんというメンツ。

陸さんはそそくさと助手席に乗ってしまいまこっちゃんと隣... 陸さんからはなんとかしてってアイコンタクトされる。

北人「...まこっちゃん？」

慎「...はい。」

北人「こ、これ、Aがまこっちゃんにって...。」

まこっちゃんに渡すと袋の中身を確認したまこっちゃん。

慎「...ありがとうございます。」

そういうと再び視線を窓の外に向けるまこっちゃん... やっぱりお菓子なんかじゃまこっちゃんのご機嫌取れるわけないじゃん！って心の中でAに悪態をつく。(笑)

陸さんがもう一押ししろって目で言ってくるけど、そんなメンタルは持ち合わせていない。(笑)

結局タクシーではそれ以降会話はなくホテルに着いた。