正反対の竈門兄妹2【鬼滅の刃】

91 ページ41

やっとの思いで一人を埋め終わると嘴平が勢いよく起き上がった

善逸「うわっ起きたァ!!」

伊之助「勝負、勝負ゥ!!」

善逸「寝起きでこれだよ一番苦手これ」

善逸がこっちに逃げてきて俺の後ろに隠れる

伊之助「何してんだァお前ら」

炭治郎「埋葬だよ。伊之助も手伝ってくれ、まだ屋敷の中に殺された人がいるんだ」

伊之助「生き物の死骸なんて埋めて何の意味がある！やらねぇぜ手伝わねぇぜ!!そんなことより俺と戦え!!」

うーん…まぁ、コイツに常識があるとは思っちゃいなかったが…これは酷いな

炭治郎「そうか…傷が痛むからできないんだな？」

伊之助「……は？」

炭治郎「いや、いいんだ。痛みを我慢できる度合いは人それぞれだ。亡くなってる人を屋敷の外まで運んで土を掘って埋葬するのは本当に大変だし、善逸とAとこの子達で頑張るから大丈夫だよ。本当はAに休んでほしいけど。伊之助は休んでるといい」ﾆｺｰ

これが素だから恐ろしい…

伊之助「はあ"ーーーん！？なめるんじゃねぇぞ百人でも二百人でも埋めてやるよ俺が誰よりも埋めてやるわ!!」

挑発だと思ったのか…？ま、やる気を出してくれたなら良いか

92→←90.嘴平伊之助

→ 目次へ｜作品を作る｜感想を書く
他の作品を探す